自主開催「第3回ハンバーガー総選挙」感想・寸評。長々やって参りましたが、正真正銘、これがいよいよ本当の最後です。追試および参考に食べたものまで含め、20品・通算22個目のバーガー。マクドナルドのマックダブル¥195。「メニューブックの盲点」のように単品価格がお買い得な一品。
審査の一番初っ端に食べた折書いたように、「16品中最初に食べた品は審査上の不利を解消するため、最後にもう一度食べる」ルールを適用しての再食。最初に食べたバーガーにもう一度戻ってきた次第です。初回は「全体にいつもより水っぽい。言い換えるなら塩気が濃縮されておらず、軽く食べやすく、おだやかな味わいに感じられた」が、今回はさぁ如何に――。
相変らずパサつくバンズの食感。そしてよく集まった塩気。あまり溶けていないチーズの、その塩気が強過ぎるか。これこそいつものマック。所謂「正常運転」。前回の味が「薄く」感じられたのは、逆に何だったのか。やはりこちらの体調か――。
そんな中、肉はそこそこ味を放っていて、そこそこ我を張っている。適度な大きさの肉の粒。肉「2枚」の感じ。ともに感じられて、やはりそこそこよく出来ている。
ただ、やはり味が強い。ちょっといろいろと味が利き過ぎている。前回より味が凝縮している。集まり過ぎている。これこそいつものマック。ちょっと「ワル」なマック。
いかにも調味料くさいと言うか、ちょっと苦くすら感じるので、その点が惜しまれる。もう少しケチャップを減らしたいところ。決してすっきりした食べ物ではないが、値段を考えればまずまず。
§ §
以下重要……気づいたこと。マックダブルはその場でイチから作ったものでも、アツアツというほど熱を感じることはない。「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」は決まっていつもアツアツ。この温度の差は意外と大きい。指先から伝わるワクワク感が全く違ってくる。
だから、アツアツが楽しみたければ「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」。そんな点でも数段格上。マックダブルの代われるところではない。 (つづく)
→ 【私的第3回ハンバーガー総選挙】 マクドナルドのマックダブル
【私的第3回ハンバーガー総選挙】 マクドナルドのダブルクォーターパウンダー・チーズ
2015.1.25 Y.M