2015年01月15日

【私的第3回ハンバーガー総選挙】 ベッカーズのザ★ツインチーズバーガー




 自主開催による「第3回ハンバーガー総選挙」の感想・寸評。ベッカーズの2品目は今回食べた都合20品中の最高額、ザ★ツインチーズバーガー¥910。

 パティ150g。が2枚。という、型破りなメニュー。スキュアー(金串)のおかげで辛うじて角度を保ってはいたが、正直自立ギリギリの荒技。力技。

# 自主開催による「第3回ハンバーガー総選挙」・審査基準等


 この150gパティに先立つこと7年前、2007年よりなされた、粗挽き「200g」パティによる「Gシリーズ」ミッションについてはこちらの記事をご一読いただきたく

 「マクドナルド」のクォーターパウンダーパティも、「バーガーキング」のワッパーパティも、「フレッシュネスバーガー」のクラシックパティも、そしてウェンディーズのパティも、いずれも113〜114g(4分の1ポンド=4オンス)なので、今回の全8店中の最重量パティはベッカーズのこの粗挽き150gスペシャルミートパティということになる。それを2枚で300gという巨塊。


 現物を前にしての第一印象……ベッカーズのアップグレード版である「THE BEAT DINER」のようだと思った。いや、BEAT DINERを超えていると思った。

 スペシャルパティは一見するとハンバー""のようだが、でもハンバーグでないのは、もちろん「つなぎ」を入れていないからだし、自慢の粗挽きの感じと言うのは奥歯で擂り潰し切れないその食感・肉粒感によく表れている。表面の焼け具合などちょっと家庭的な、いかにも鉄板で焼いた感じだけれど、中は意外なくらい肉汁豊か。コリコリたまに歯に当たる粗い肉の粒も好い。

 チーズはパティ2枚の間にチェダーのスライス、グリルしたオニオンの上にクリームチーズとモッラレラの計3種使用。ねっとり鈍くとろけて、歯応えに小さな弾力を持つパティとともに崩れ・ほぐれて、胃の腑に落ちてゆく。

 クリームチーズのもっさりした味に象徴されるように、キレる味のバーガーではない。グズグズグズと体勢を崩しながら、それでもひた押しに押してくるイメージ。ここまで各部の出来が良いと、ケチャップ味がやや単調でチープに思えるが、嫌というほど「肉」を、金を払った分だけ「肉」を楽しみ、感じられる一品。ヒール(下バンズ)にマスタード。酸味はレリッシュから。余韻はオニオンの芳ばしいコゲ味。

§ §

 食後、ベッカーズの進化版新業態である東京・田町「R・ベッカーズ」との差がまず付かなく思え、次に東京・三越前の「THE BEAT DINER」までわざわざ行かなくてもよいのでないかと、つまりジェイアール東日本フードビジネス(JEFB)がこれまで上位に位置付けてきたブランドの魅力が、逆に急速に薄れて感じられだした。それでよいのか、JEFB――。

 それぐらいに強烈な、度肝を抜く一品。運ばれて来た時のファーストインパクトは、商品写真では到底得られない、凄まじいまでの"生々しさ"。 (つづく)

【最新情報】 11月22日(金)、JR田町駅にベッカーズの新業態
「R・ベッカーズ」オープン

# ベッカーズのベッカーズバーガー ダブル




2015.1.15 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:46| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする