自主開催による「第3回ハンバーガー総選挙」の感想と寸評。ウェンディーズの2品目はずっと気になっていたこちら、プレッツェルバーガー¥520。2014年2月の発売。知る限り私の周りの在京米国人の間では好評をもって迎えられた一品。
先の「ウェンディーズバーガー ダブル」の後に食べたので、野菜と肉とが「より接近した」ように感じられ、その混ざり具合がまず好かった。なお「ダブル」には書かなかったが、オニオンはレッドオニオン。
プレッツェルバンズはレギュラーバンズをさらに「むちっ」とさせた印象。そのむっちり密な生地質を活かし、中の具材に上下よりしっかり圧を加え、隙なくピタッと挟み込んでいる。
レギュラーと比べればおとなしいバンズだが、余計な目立ち方をしていないのが好いし、世のグルテン切れのよいスポンジ質なそれらとは一線を画する、明らかなキャラクターの違いを感じる。突き抜けた良さもないが、堅実な活躍ぶりは好印象。
「ウェンディーズバーガー」以下の通常のバーガーは底にマスタードを引いているが、プレッツェルバーガーはハニーマスタード。ハニマ。それもあってか全体に少しサンドイッチ的なところがある。ベーコンのような芳ばしい香りがするのはなぜだろう。パティを焼く位置がベーコンと近かったか。
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クラウン(上バンズ)に商品写真のような高さなく、見ての通りビジュアルは今ひとつ。前の記事で重めだなんだと書きましたが、そこを許容できるなら、ズッシリ重たく硬い食べ口が特徴のバーガーとして楽しめるのではないかと思います。"たま〜に"食べたくなる味。今日も明日もという感じでなく。 (つづく)
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2015.1.13 Y.M