自主開催による「第3回ハンバーガー総選挙」感想・寸評。ロッテリアの続きです。「第2回」の審査において、ロッテリアの商品の中で私が最もおいしいと思った2品のうちの1つ、絶品ベーコンチーズバーガー￥440。なおもう1品は「リブサンド」。「バーガー」ではありませんが、ソレ関係なしに「おいしい食べ物だった」という評価です。
牛内モモ肉・肩肉に豚の背脂を配合した、最大約8mmの超粗挽き絶品パティは80g。1等粉使用、手丸め風工程を採用した絶品バンズに、ナチュラルチーズはゴーダとチェダーの2種。そして厚切り3.5mm、薫り高い桜チップで通常の2倍以上、7時間かけてじっくりスモークした特製ベーコン、という面々。
で、コレ、やはりおいしい。ベーコンがおいしい。あまり焼いていないところが好くて、実にいい塩気をスローに、じ〜んわり利かせてくる。コショウは利いてはいるが先の「黄金の半熟タマてり」より控え目。ベーコンの邪魔をしていなくてそこがまた好い。
さらにパティとチーズはそれよりなお控え目で、両者相馴染んでバーガーの「底を成す」感じ。つまりベーコンが最も目立った位置。それにしても相変らず見た目がよくない。ペチャっと潰れたクラゲのような恰好。不恰好。「これでこの値段か」という失望は、包み紙を開けた瞬間に正直思ったこと。
ソフトなバンズと食べやすいパティをベースにした、とにかくその「心血を注いでいるところ」がよく伝わる一品。方向としてはやはり「お酒のあて」というのがふさわしく、ゆえにメニューにアルコールも載せていただけると有り難き幸せ。
§ §
これが「ハンバーガーか」と問われると、そこからは微妙にズレたものである気もしますが、しかしコレでないと味わえない「独特なおいしさ」というのは確かにあると思います。増量して、1.5倍の「ワイド」で食べてみたらどうだろう――という期待感を持ちました。
期間限定ゆえ今回の審査対象からは外れますが、純粋な興味から、後日「ワイド」も食べてみようと思います――。 (つづく)
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2015.1.9 Y.M
