自主開催による「第3回ハンバーガー総選挙」。昨年12月10日よりのべ7日間にわたって食べたファストフードチェーン8社・計20品のハンバーガーの感想・寸評、続いてマクドナルドのダブルクォーターパウンダー・チーズ¥535。
レギュラー45gパティの2.5倍に当たる113g(4分の1ポンド)パティが2枚。すなわちハーフパウンド、約225g。チーズ2枚。ピクルス2枚。ケチャップとオニオンの量も通常の倍。
「マックダブル」同様、こちらも食べ口やわらか。いつになくソフト。コショウも強くなく、いつものグリグリと味の濃い感じはやはり無し。甘いケチャップとそれに反応する甘いピクルスが効果的に利いている。
2枚重ねて初めてわかるマクドナルドのパティのおいしさ。ビーフらしさ(もちろん価格の範囲の中で、ですよ)。その効果・効能・"ご利益"といったものが感じられるのは、「マックダブル」でなく、やはりこちら。少し「のぺーっ」とオイリーで、実際言うほどビーフらしいにおいがするワケでもないのだが、それでも繊維質な肉の感じやパティ表面の焼きの感じが歯応え・舌触りに確認できる。
クラウン(上バンズ)の上のセサミも感じられたが、ヒール(下バンズ)はペラペラに薄く、水分を吸ってふやふや頼りないのが難。
チーズよりもはるかに「肉」の印象。なにぶんオイリーだが、「肉」を食べた感じはともあれ得られる。45gパティ2枚重ねでは味わえない満足感。細長く切ったオニオンの辛味もよく利いている。
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というのがこのダブルクォーターパウンダー・チーズです。食べている途中で既に満腹を覚えるけっこうな食べ応えもあり、質量ともに満足できる一品。
正直わたくし「ビッグマック」が好きではありません。決め手のビッグマックソースがどうも苦手で。私にとってマクドナルドで最もワクワクする・エキサイトするメニューはこのダブルクォーターパウンダー・チーズ。現行レギュラーメニュー中の最高額バーガーでもあります。マクドナルドの最高峰は名実ともにコレでしょう。 (つづく)
→ # マクドナルドのダブルクォーターパウンダー・チーズ(再再々食)
# マクドナルドのダブルクォーターパウンダー・チーズ(再々食)
# マクドナルドのダブルクォーターパウンダー・チーズ(再食)
――マクドナルド日本上陸40周年によせて
# マクドナルドのダブルクォーターパウンダー・チーズ
2015.1.7 Y.M