2014年12月07日

# 自主開催による「第3回ハンバーガー総選挙」・審査基準等




 前回予告の通り、自主開催「第3回ハンバーガー総選挙」の実施要領と言うと大袈裟になるので、「こんなルールでやります」ぐらいの"宣言"です。こんな感じで――。

 ・8店各2品、計16品を審査(と言うとおこがましいですが)
 ・審査員は私1名
 ・審査期間:12月10日〜13日、予備日:ほか数日
 ・1日に審査するのは2店(原則4品)まで
 ・2店の間はかならず2時間以上空ける
 ・かならず1個を完食して判断する、残さない
 ・まとめ買いせず、1品ずつ注文
 ・持ち帰りせず、その場で食べる
 ・過去に食べたことのある商品も今回もう一度食べ直す
 ・審査上の不利を無くすため、16品中一番最初に食べた商品には最後にもう一度食べ直すハンデを与える
 ・審査中さらに良い商品、ふさわしい商品を見つけた場合には、それへの変更の余地を残す
 ・もし「もう一度食べてみたい」と思う商品があればそれを許す、何度食べてもよい
 ・結果発表:各品の寸評を先に上げ、結果は最後、年内に

# テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD 第2回ハンバーガー総選挙」――この店へ行ったらコレを頼め! その2



 粗を探すのがその目的ではありません。テーマは「おいしいハンバーガーが食べたい」ですし、「各店のおいしいメニューを見つけたい」です。ソレを食べに行くことが楽しみになるようなお気に入りのメニューと出合うこと巡り合うことが、この企画の最大の収穫であると、私は位置づけていますし、「第1回」「第2回」の総選挙の時も実際そうでした。

 ですから満腹時に無理に食べたくないです。なるべくおいしいと感じる状態で食べたい。食べることを「楽しみ」と思えるコンディションで食べたく思っています。そういう企画です。極力良い状態で、極力良い方向に審査し、理解したい――そんな企画です。

 次に審査項目、基準――これは実に難しいです。考えた末、以下の5項目を思いつきました。完全に私"独自"の視点です、が、「今回新たに創り出した」ものでなく、「日頃からこういうことを思い・感じながら食べてます」ということを言葉に置き換えたもの。それが以下の5項目です。

■審査項目 各20点・100点満点

 ポイント1.「肉」感、「肉」らしさ
 ポイント2.ハンバーガー全体として見た時の総合力
 ポイント3.ひとつの「食べ物」として見た時のおいしさ
 ポイント4.食後の充実感、満足感
 ポイント5.費用対効果、コストパフォーマンス



 「1.」、ハンバーガーは「肉料理」ですので、これが最も重要。2番目の項目、敢えて「バランス」という言葉を避けました。聞えのよい、それこそ言葉自体が至極バランスの取れた言葉であるかのように思われますが、しかし実際には「何を基準にして」バランスを取るかによって、そのバランスの内容自体大きく変わってくる、それが「バランス」というものです。

 つまり、物事を「理解している人」の作り出すバランスと、「解ってない人」が作り出すバランスは似て非なるもの、一見同じようにバランスが取れており、あるいは「まとまりがよい」ようであっても、実際にはまるで性質の違うものである場合もあるワケです。ですから単にバランスが取れていることだけをもって高評価を与えるべきではない。

 3番目は、肉料理としてはイマイチだけど、でもそれと関係なく「食べ物」として良く出来ているといったことへの評価。4番目は食後どれだけ満ち足りているか、ないしは興奮しているかということですね。最後の項目はおいしかったけども、でも「この値段なら当然」と思う内容か、それとも「値段の割にこんなに充実した」商品と思うか、というところです。

 そんな感じで12月10日から審査を始めてゆきます。 (つづく)




2014.12.7 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 12:31| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする