10月1日より開催中、米国大使館主催のレストランイベント「TASTE OF AMERICA 2014(TOA)」参加店のひとつ、東京・高円寺FATZ'S(ファッツ)が送るTOA特別メニューはThe Tarheel(ザ・ターヒール)。
ターヒールとは「タールの付いた足(かかと)」の意で、店主ジョンさんのお母さんの故郷ノースキャロライナ州およびその出身者を差す言葉だそうで。「足」にちなんで、パティのサイズ大・200gが"Big Foot"¥1,500、小・120gが"Little Foot"で¥1,200。食べたのは"Big Foot"¥1,500。
TOA特別メニュー、もうひとつはサンフランシスコ"Anchor Brewing"のシーズナル、"Big Leaf Maple Autumn Red"。メープルシロップが入るレッドエール。これはラベルからして惹かれるが、しかしこの日は後に所用が控えており飲めず。次は必ず。
ターヒールは謂れの通り、米南東部、ノースキャロライナに実際に「ある」スタイルのバーガーで、具体的にはビーフパティの上にチリビーンズとコールスローを乗せた一品。
コールスローはいつも添えられてくるものと同じ。キャベツにニンジン、そしてセロリシードがよく利いている。チリビーンズも店の自家製。単に辛味があるだけでなく、ミートソースのようななめらかなコク味あり。さらにチリの下にメルトしたチェダーチーズ。ヒール(下バンズ)の上にはマスタード。いつも以上にビシッ! と苦味が利いていた。オニオンの「紫」が、ぐっと落ち着いた大人な色合い。
前回もうひとつ迫って来なかったUSビーフパティだが、今回は来まくり。この焼き加減の上手さ! 中は完全レア! かつての国産牛によるパティの時の「ザラザラ」「ツブツブ」としたドライな挽肉のおいしさとはまた方向の違う、例えるならまさに「ステーキ肉」のような、ステージがグッと数段上がった「やわらかな」おいしさ。ビーフ独特のクセや臭みもよく利いて、「肉」を食べた満足感と迫力に浸ることが出来る。
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ハンバーガーを食べる上では、やはりそこが最も重要なところ。「そこ」とはもちろん「肉」のこと。肉がおいしかった時点で私は満足。チリもコールスローもチーズも、その最も大事な「肉」を華やかに彩っていたという、もうそれで十分過ぎるくらいに十分だ。気分を好くしてこの後の用事に発つことが出来た。
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― shop data ―
所在地: 東京都杉並区高円寺北3-21-19 ライオンズプラザ高円寺E号
JR高円寺駅歩3分 地図
TEL: 03-6762-3939
URL: http://fatzs.lolipop.jp/top.html
オープン: 2011年4月29日
* 営業時間 *
火〜土: 12:00〜15:00, 18:00〜22:00
日曜日: 12:00〜18:00
定休日: 月曜日・第3火曜日(要確認)