久しぶりのシーフード――フレッシュネスバーガー、6月13日より7月中旬まで販売の期間限定ハワイアンマグロバーガー¥605。リリースこちら。
何でもエ、エグイサル……じゃなかった、EXILE(エグザイル)のメンバーTAKAHIRO氏考案のメニューで、「マグロパティ×アボカド×ソースで、ハワイ好きな EXILE TAKAHIRO をイメージした」とのこと。「ハワイアン」と英語で始めておきながら「マグロ」と日本語で続けるところがニュアンスが伝わるような伝わらないような……。
マグロの種類は不明。原産地情報には韓国産とある。これは加工地だろう。「生食で食べられるほど新鮮なマグロ」を原料に、円く「パティ」に成形。真上にトマト。その上のアボカドはメキシコ産。軽く火を入れていただろうか。
かかるソースがドギツい。このドギツさは「サイミンソース」でなく、恐らく「エビ醤」の方だろう。XO醤をベースに、エビ、ホタテ貝柱、ベーコンチップ、フライドガーリックが入るコッテコテ。プチプチ・ザクザク弾ける食感は面白いが、胡麻味噌か甘味噌のような強烈な甘辛味で、確かに特徴的なソースではあるが、「バーガー」らしさという点からすれば、むしろ遠のいてしまっているように思う。
この強烈なソースのおかげで、ある種のダイナミズムが生まれており、食べていて盛り上がりはするのだが、肝心のマグロは特有の生臭みがあるばかりで、それを超える主張や活躍は無し。アボカドも飽くまで「彩り」であって、味の上では大して役立っていない。
良かったのはバンズの裏がよく焼いてあったことだ。当ブログを見て下さっていたのかは知らぬが、しっかり焼き込んだことによって、食感にアクセントが生まれた。相変らずあまり気持ちよく無い"ふわ感"のあるバンズではあったけれども。「お好みで付けて」というマスタードは、私はさして好みでも無し。
§ §
現状、マグロよりも"ソースが主役"の一品。申し訳無いが「バーガー」という感覚には遠い。むしろ別な形のパンに挟んでサンドイッチとして売った方がよほどサマになるだろう。何でもかんでも「バーガー」にすればよいというものではない、好例のように思う。
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2014.7.5 Y.M