2014年01月20日

# 315 37 Steakhouse & Bar [六本木]




 「サーティーワン」と言えばアイスクリームだが、「サーティーセブン」と来れば、ヒルズ族の間ではステーキのこと――。

 東京・六本木の37 Steakhouse & Bar(サーティーセブン ステーキハウス&バー)に、「ステーキハウスのおいしいハンバーガー」をテーマに訪ねた。今回も店の人の話はほとんど聴いていない。いずれきちんと聴く機会もあるだろう。

 場所は六本木ヒルズ・けやき坂テラス2階。経営はスティルフーズ。ハンバーガーはランチとブランチのみ。食べたのは37 クラシックバーガー(フレンチフライ付き)180g、¥1,700。サイズ100gは¥1,200。肉のサイズが大小ある時、私は必ず大きい方を頼むことにしている。理由は火の通り方が違うから。


 「21日間熟成された厚切りのオーストラリア和牛のポーターハウスステーキ」とか「赤身と脂身のバランスが絶妙なブラックアンガス種のリブステーキ」を楽しむべき店である。ざっとメニューを見ると出て来る牛は以上2種。ハンバーガーに使っている肉は単に「豪州産」とのみ聞いたので、どちらかの肉の一部かも知れないし、また別の種類のオージービーフかも知れない。「炭火で焼いています」と言われて振り返ると、炎の届く先より一段高く上げたバーの下で、多量の炭がカッカッと熾っていた。


 熱々の皿に乗って現れた180gパティ。窪みには肉汁が赤く溜まっている。粗めの挽肉をギュッと固めたようなパティで焼き加減はミディアム。中に残る赤味は僅かだった。ゴリゴリ・グリグリと口の中で暴れるような食べ口とはまた違う、そう、まさにステーキ肉のような味わいで、塩コショウ程度のシンプルな味付け。シーズニングの類は特には感じなかった。

 バンズは一見して判る東新宿「峰屋」製。しかし酒種の甘口なものでは無く、食パン系だろう。少し硬めのクラスト(表皮)の色は明るいキツネ色。先日の「GOTHAM GRILL」で顕著だったが、ここでもバンズを火の上でトーストしているのだろう、コゲの付き方がキツイ。ステーキハウスらしいと言えばそうかも知れないが、それでももう少しやさしく扱って上げた方が、また違うおいしさも引き出されようという言うもので……。黒焦げた味が強く勝ってしまっている。


 パンと肉とだけ食べたのでは正直それほどでも無い。水気の飛んだ「硬い肉」という印象しか無いのだが、しかしこのハンバーガーの違ったのは、野菜を挟むとなかなかおいしく食べられることである。冷たいトマトの水分供給が利いている。肉の乾きをトマトが適度に整え、硬さの負は無くなって、肉の噛み応えだけが残る。その噛み応えを繰り返し続けるのが楽しいバーガー。欲を言えばもっと肉の味がグッと来て欲しいところだが、食感だけでも楽しめる。添えられたマスタードマヨネーズはそれほど味の利くものでも無かった。

§ §

 128坪・161席という広い店内の一角をちょこんと占めて、昼日中からちょっと優雅な思いの出来るレストラン。ハンバーガーについてはもう一声、「ステーキハウスに本気で焼かせたらそりゃ敵わんワ」というものが欲しいし、今後期待もしてみたい。




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-15-1
    六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り2F(けやき坂テラス)
    東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-5413-3737
URL: http://www.37steakhouse.com/
オープン: 2010年3月15日
* 営業時間 *
ランチ(平日): 11:00〜15:30(LO14:30)
ランチ(土日祝): 11:00〜16:00(LO15:00)
ディナー: 17:30〜23:30(LO22:30)
定休日: 無休(要確認)

2014.1.20 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 帝都編◆都東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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