2013年10月15日

# ウェンディーズのプロシュート・モッツアレラ・イタリアーノ




 テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD 第2回ハンバーガー総選挙」にて"食のプロ"の一人として審査した私の評価で、上位10品のうちの9番目、ウェンディーズ プロシュート・モッツアレラ・イタリアーノ¥880――そう、番組中で私がコメントした商品。

 本年7月29日発売。日本独自メニュー「JAPAN Premium」のひとつ。リリースには「本場イタリア産プロシュートをたっぷりサンド。 オリジナルのバジルクリームチーズソースと ドライトマトソースが絶妙の味を表現。 プレミアム“ジューシー”バーガー誕生!! 」。



 良い点……流石なかなか良質なプロシュートを、しかも何枚も折り重ねて使っている。その折り重ねた食感が好い。普段重ねてなど食べないから随分な贅沢。114gビーフパティとプロシュートの間に八丁味噌のように深いところのあるドライトマトソースとモッツァレラチーズのスライス。プロシュートの上にバジルクリームチーズソース。レタスの代わりにベビーリーフ。見た目にも実に華やか。これらが二重三重の波状攻撃をなして仕掛けてくる。口中祭りの賑わい。


 悪い点……味わいが多過ぎる。要素が多過ぎる。ビーフパティの良い点は硬い噛み応えぐらいで、味も香りも思ったより「来ない」のが残念。主役が霞んではいけない。

 プロシュートの塩気と旨味も今一つ着地点が不明。若干宙に浮いた感あり。でもどうだろう……プロシュートがいけない云々言う以前に、パティそのものが他の具材と馴染んでいない気もしなくもない。

 さらにそれ以前に、チョコレートフィリングでも入っていそうな甘いバンズのにおいが余計。包みを開けた途端まずこの甘い臭気が漂って来て、その時点で私はキツい。単品¥880。Mサイズコンボ¥1,140。プロシュートを挟んだことで「ウェンディーズバーガー」のおいしさが何倍にもアップしたかというと、甚だ疑問。だから私は上から9番目という評価をした。番組では第8位。

 サイドメニュー部門、ウェンディーズ ナチュラルカットフレンチフライM¥240。皮付き。塩味利き目。芋の味はしっかり重め。味がしっかりしている分、軽快さは無い。後味にも芋の味がしっかり残る。番組では10位圏外。


 11月4日追記――デザート部門、ウェンディーズ フロスティ・シェイク ストロベリー¥340。カップ一杯、容器一杯にクリームがパンパン! この迫力!

 ねっとり濃厚、しっかり甘く、そしてちっとも吸えない。ストロー吸う頬がキューッと凹んでやっと吸える硬さ。いちごの味わいには立体感あり。満足はするだろうが、しかしこれ1杯はキツイ。その迫力に「ヤられ」たい時にオススメ。番組での順位は10位圏外。

テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD 第2回ハンバーガー&レトルト食品総選挙 2時間SP」

2013.10.15 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 18:00 | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック