2013年10月13日

# テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD 第2回ハンバーガー総選挙」放送を終えて




 テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD 第2回ハンバーガー&レトルト食品総選挙 2時間SP」――私、今回は"食のプロ"として大手ハンバーガーチェーン5社がエントリーした商品の審査に当たりました。その審査中に書き留めた寸評(メモ書き・走り書き)をこれからしばらくかけて上げてゆこうと思います。

 その前に、今回の審査に当たっての私の「評価基準」をまず明らかにしておきます。これはテレビ局から言われたものなどでなく、飽くまで私自身が自ら設定したものです。他の"食のプロ"もそれぞれに独自の評価ポイント・切り口・着眼点を持って審査していたことと思います。私の場合、以下のことを念頭に審査に当たりました――。


 私の評価基準は、

 ●最もハンバーガーらしいハンバーガーを食べさせてくれる店はどこか

という、この一点に集約されます。ハンバーガーを食べる醍醐味を味わわせてくれる店/商品。食べていて思わず「おーっ!?」と唸り声を上げてしまうような、そんなハンバーガーと出合える店、その商品――。


 ハンバーガーとは「ビーフパティをバンズと呼ばれるパンの間に挟んだもの」のことです。ハンバーガーは「肉料理」、それも「牛肉」を使った料理と特定されます。つまり、上の「最もハンバーガーらしいハンバーガー」というのは「最も"肉"が感じられる」と言い換えることが出来ます。肉の味が全て。「肉感」が全て。肉の味がするか・しないかが全て。それが審査において私がまず気に掛ける最初の一歩目であり、そして評価の全てです。

 チキンやフィッシュ、その他ビーフパティ"以外"の材料を挟んだものは本来は「バーガー」でなく「サンドイッチ」です(ハンバーガーも大きな意味では「サンドイッチ」の中の一種族)。それらについては「ハンバーガー」より若干低く評価しました。つまり、同じぐらいおいしい「ハンバーガー」と「サンドイッチ」があった場合、「ハンバーガー」の方をより高く評価する――という意味です。

 共にその店の商品であることに変わりは無いのですが、今回の番組タイトルが「ハンバーガー総選挙」である以上は、本業・本道たる「ハンバーガー」の良し悪しをまず最優先に考えるということで、そこは徹底させました。

 最初から商品名が「○○サンド」となっているものは良いのですが、ビーフパティ"以外"のものを挟んでいながら「○○バーガー」としているものについては、さらに低く評価しました。ですので、

 ●「サンドイッチ」メニューは「ハンバーガー」より低く評価
 ●ビーフパティ"以外"のものを挟んだ「○○バーガー」は、さらに低く評価


したということです。以上が私の大まかなところの評価基準、審査の規範です。

§ §

 さてでは、私の審査で上位になったバーガー部門のメニューを、まずは上から10品ご紹介します。長くなりましたので、次の記事にて……。 (つづく)



テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD 第2回ハンバーガー&レトルト食品総選挙 2時間SP」

2013.10.13 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 12:53 | TrackBack(0) | 【出演情報】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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