バーガーキングの「ビックベーコンワッパー」「BKボロネーゼ」、マクドナルドの「マックペッパービーフ」――これらいずれも「ハッシュドポテト」を挟んだバーガー/サンドであるが、さらにもう一つ、この秋「ジャガイモ」を使った季節限定メニューを出す店があった。モスバーガー9月3日発売の期間限定・とびきりハンバーグサンド「デミグラ スソース アリゴ添え」¥450。リリースこちら。フェアのページもあり。
この限定メニューについて上げる前に、本当はレギュラーメニューの「とびきりハンバーグサンドシリーズ」をまず語っておくべきなのだが、それは後日。
「国産肉(牛・豚合挽き肉)を 100%使用したハンバーグ」を使用。私の興味はハンバーグではなく「ハンバーガー(牛100%・つなぎ無しのパティをバンズに挟んだもの)」にあるので、その時点で興味の対象では無いのだが、しかしここは「こういうものだ」と割り切って、食べることにする。
「通常パティより約 1.5 倍」の90gパティ(と言うことは通常パティは60g)。その上にアリゴ――「肉料理の付け合わせなどで提供される、フランス・オーベルニュ地方の郷土料理で、じゃがいもにチーズなどを加えて練りこんだフランス風のマッシュポテトのようなもの」――が乗っている。「北海道産のじゃがいもに、モッツァレラチーズやガーリックなどを加えて練りこんだ」アリゴ。さらに上から「ワインが香る」デミグラスソース。
秋らしい「ぺったり」と濃厚なデミグラスとチーズの味わい。こういう洋食的な味わいになると、バンズの甘味が気になってくる。バンズはもっと食事的であるべき。レギュラーメニューの「とびきりハンバーグサンド」と比べ、ジャガイモが入る分、肉の印象はやや薄まる。それでも掻い潜って感じられた時のハンバーグの食感は目の詰まった印象。
奇しくも3社が季節商品にジャガイモを使ってきた。この秋のトレンドは「ジャガイモ」と、これはもう言い切って間違いないだろう。
§ §
「とびきり」のページ中に「なぜ『ハンバーガー』ではなく、『ハンバーグサンド』なのか?」という設問があって、その答えに「『ハンバーグ』という言葉には、『ハンバーガー』よりも、もっと何か、いろいろなものが詰まっている気がするんです」とあるのだが、これはハンバーガー屋として言ってはいけないことではないの? どう転んでも、あらゆる意味で、非常に好ましくないコピーに思う。極めて不適切。
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2012.10.9 Y.M