初登場の店、東京・乃木坂にあるKimono Wine Bar And Grill(キモノワイン・バーアンドグリル)。米国フィラデルフィア出身のShannonさんの店である。詳しい話は後日。今は時間が無い――。
7月のリリースパーティーにて発表されたアラスカシーフードバーガー。全4品披露したうちのイタリア料理研究家KEITA氏によるアラスカシーフードホワイトバーガーが、ここキモノワイン・バー＆グリルで9月6日から10月5日まで期間限定販売されている……そう、残り期間わずか！ 時間が無いと急ぐ理由はそれである。例の10日で46バーガー必食企画(49個中残り3個は別口)が突如割り込んで身動きが取れず、ようやく今日食べに行けた次第。
KEITAさんによる詳しいレシピは以前のこの記事に載せてある。
簡単に言うと、アラスカ産の「真鱈(Pacific cod)」を使い、イタリア料理「バッタラマンテカート(干し鱈のペースト)」風にジャガイモ、牛乳などと共に煮込んでパティにし、これをフライに。ヒール(下バンズ)の上にジャガイモとタラコのピュレ。パティの上にキャベツとニンジンのマリネを乗せた一品。バンズは東新宿「峰屋(みねや)」作。ベトナムの「バインミー」にヒントを得たというソフトフランス地。
試作で無く、レストランのテーブルにきちんと着いて食べた感想を一言……すっかり商品らしく、ガラッと華やかになった。試作時には無かった落ち着きがドンと据わったようだ。断然"デラックス"である。
パティの下からタラコのピュレが大胆にはみ出している。滑ってやや食べ難いが、タラコそのものは美味。もちろんアラスカ産。真鱈のパティは試作時よりはるかに、まるでトンカツのようにニンニクがよく利いているのが特徴的。香ばしいガーリック味が食欲を誘う。
キャベツのマリネに絡んだ"甘味"が(多分マンゴーソース)、タラコやニンニクの暴れる塩気をまるで重石(おもし)のように上から押さえて、ちょうど甘味を頂点とした「三角形」のような安定感をその味わいにもたらしている。
真鱈は白身の繊維質がピシピシと"立った"イメージ。しかしドライで無く、べっちゃりウェットな肉質でも無い。アラスカ産ならではのしっかりと引き締まった歯応えがおいしさを支えている。
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にぎやかな味の上にさらに乗せて乗せて、豪華極まりないフィッシュサンドに仕上がった。フィッシュサンド「なのに」迫力満点！ 多少関わった身として胸を張ってお薦めしたい。
ランチは￥1,365、ディナーはサイドの内容が変わって￥1,575。10月5日(土)までの販売なので、とにかくお急ぎを。
→ 【シーフードバーガープロジェクト】 KEITAシェフ試作＠峰屋 [東新宿] その1
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― shop data ―
所在地: 東京都港区南青山1-15-28 プラチナコート1F
東京メトロ乃木坂駅歩3分 地図
TEL: 03-6438-1685
URL: http://www.kimonowinebar.com/
オープン: 2010年5月25日
* 営業時間 *
火〜土: 11:00〜14:00, 18:00〜23:00
日曜日: 10:00〜16:00
定休日: 月曜日(要確認)
