2013年08月25日

【二ッ目!】 ケンタッキーフライドチキンのトマトたっぷりサルサソースとチェダーチーズのレッドホットチキンサンド




 マクドナルドがサルサをやって俄かに"サルサづいた"夏だったが、ケンタッキーフライドチキンの夏の定番「レッドホットチキン」のサンドも今年は"サルサ"だった。

 7月25日発売の季節限定トマトたっぷりサルサソースとチェダーチーズのレッドホットチキンサンド¥380。ロケ地は下北沢のKFC ROUTE25(ルートニジュウゴ)


 リリースこちら。昨年のリリースはこちら。「バチッ!」と明快な味わいの去年のレッドホットチキンサンドと比べ、2013年モデルである今年の「トマトたっぷり〜」はその長いタイトルの通り、材料を各種挟み込んで味わいにさまざまな変化を付けている。


 目玉はサルサ。ピカンテサルサの「ピカンテ(picante)」とは「辛い」という意味である。わざわざ「辛い」と断るほどのサルサが、ハバネロと白胡椒を利かせた辛口チキンの上にさらに乗る。

 確かに辛い。後から辛い。熱々の時は気付かぬが、時間を置いて食べてみると、かなりなスコヴィル値であることが判る。だが、ただ辛いだけで無く、トマト、パプリカ、オニオンから発される酸味、甘味、苦味、コクといった諸成分もよく利いており、お馴染みの特製マヨソースやチェダーチーズと絡んで豊かな味わいを生んでいる。

 なお、サンドでない通常の「レッドホットチキン」を頼んだ場合、このピカンテサルサは付かないので、サンドを注文した人のみが楽しめるちょっとした特権と言うことが出来よう。


 もちろん主役はチキン――かぶり付いたひと口目の、「プツッ」と弾けるような鶏肉の食感がこのサンドの全てである。

 去年は国内産ハーブ鶏のモモ一枚肉、今年は胸一枚肉を使用。「脂が豊かでジューシー」なモモ肉の味わいとはまた違う、厚みのある胸肉の締まった食感が何とも堪らない。やはりチキンはこうでなくては。

 このチキンの食感を強固な軸に、そこにサルサをはじめ他の食材がさまざまな色を添え、華を添えるという構成。

 レタスの代わりに生オニオン。サクサクとした歯応えと辛味が不可欠なアクセントとして機能。バンズは昨年はレギュラーの全粒粉バンズだったが、今年は中身に合わせた特製バンズを使用。これにも全粒粉は入っている。一見、白くふんわりとしたやわらかそうな生地ながら、中の出力に負けない力強さを隠し持つ。

§ §

 とにかくひと口目の肉の「縦」の食感――これに尽きる。その「最初のひと口のためにある」と言ってもよいぐらいのチキンサンド。おまけに辛いと来ればもう鬼に金棒!



# ケンタッキーフライドチキンのプレミアムローストチキンサンド
# ケンタッキーフライドチキンの香味チキンサンド
# ケンタッキーフライドチキンのレッドホットチキンサンド
# ケンタッキーフライドチキンのチキンフィレサンド
# 292 KFC ROUTE25 [下北沢]

― shop data ―
●KFC ROUTE25下北沢店
所在地: 東京都世田谷区北沢2丁目13-7
     小田急電鉄・京王電鉄 下北沢町駅南口歩3分 地図
TEL: 03-5779-6850
URL: http://kfc-route25.jp/
オープン: 2012年4月25日
営業時間: 17:00〜23:00(金土休前日〜28:00)
定休日: 無休(※要確認)

2013.8.25 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:45 | TrackBack(0) | チキンサンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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