マクドナルドのサルサもまだ販売中のようなので、今日は東京世田谷・祖師ヶ谷大蔵(そしがやおおくら)のGIGGLE(ギグル)でサルサバーガー￥840。ポテト付。安い。
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前回訪ねた際にも↓とほぼ同じような写真を撮っている。前は冬で、今回は夏の夜のウルトラマン商店街――なかなかの賑わいだった。
前回「メキシカンバーガー」を食べている。ギグルのメキシカンバーガーは即ち「チリビーンズソース＋サルサ」という構成。「チリバーガー」￥870と「サルサバーガー」￥840を合わせたのが、つまりメキシカンバーガーである。
チリバーガーは「辛くなくさっぱり」作ってあり、逆にこのサルサバーガーは「極端に辛味を利かせてある」と店主・細川さん。とは言え食べ始めの当初は、むしろ甘い。
ホールトマトを最低半日水切りして、出た水分を火にかけ、サルサ用のケチャップを作るが、この時加える砂糖がその甘味の素かも知れない。さらに微塵に刻んだタマネギとピーマンを、こちらも水分を抜いた上で混ぜる。
ここまでなら辛くない。細かく刻んだハラペーニョも入っているし、ニンニクも入っているが、それでも深く濃い水飴のようなトマトの甘味が心地好く利いているのみ。真の辛さはサルサの下に敷かれたハラペーニョのスライス(酢漬け)からやって来る――それも5枚！
このハラペーニョは当たると本気で辛い。舌は痺れて機能停止、脳天のみならず目の周囲にすら汗を掻く辛さ！ トマトの甘さに油断していると後からハラペーニョが追い駆けてきて、しっかりと「みかじめ料」を払わされる構成だ。
あわせて飲んだ米国STONESのIPAがこれもまた同様のビールで、飲み口はマスカットのようなさわやかなフレーバー、でも直後に重たい苦味がズンと圧し掛かってくるという、入口・出口で全く様相の違う一杯だった。
パティはオージービーフ100％の100g。白っぽい色からも判るようにそれほど主張の強い肉では無いが、その控え目な味わいを逆に活かして、主張し合わずにサルサと上手く馴染んでいる。
天然酵母バンズが優秀。不必要にふわふわと生地を張らずに、薄く収縮して中身にピタッとフィットするところが好感。「BROZERS'」のバンズと同系統の機能性を誇る。
§ §
パティとバンズの作りは、それこそお年寄りから子供まで幅広い層に受け入れられるような食べやすいものであるだけに、そことのギャップが面白い一品。なかなか大胆なところのある、思い切ったことをする店、ギグルである。「なめたらいかんぜよ！」なバーガー。
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― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区祖師谷3-36-26 B1F
小田急電鉄 祖師ヶ谷大蔵駅歩7分 地図
TEL: 03-3789-4232
URL: http://www.giggle-tokyo.com/
オープン: 2008年7月21日
* 営業時間 *
平 日: 11:30〜15:30(LO15:00), 17:00〜22:30(LO22:00)
土日祝: 11:30〜22:30(LO22:00)
定休日: 水曜日(要確認)
