2013年07月25日

【シーフードバーガープロジェクト】 Bubba Gump Shrimp Co. [後楽園] のディキシー フィッシュサンドイッチ




 調査はまだまだ続く――アラスカシーフードマーケンティング協会主宰のシーフードバーガープロジェクトからの流れで、今日は東京・後楽園、東京ドームシティLaQua(ラクーア)1FにあるBubba Gump Shrimp Co.(ババ・ガンプ・シュリンプ)へ。ご存知、映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』をテーマにしたシーフードレストランである。現在国内は都内2店舗、大阪に1店舗を展開。

 店名の通りシュリンプ(小エビ)がメインのレストランだが、この日の目当てはもちろんシーフードを使ったサンドイッチ。果たしてどんなサンドがあるかとワクワクして向かった……。


 ……とは言いつつ、この店はシーフードをバンズに挟んだものを「フィッシュサンドイッチ」、チキンを挟んだものを「チキンサンドイッチ」と呼んでいることを下調べして、私は事前に知っていた。だからこそ行ったのである。そもそもがビーフパティを挟んだ"真正"ハンバーガーを含むメニューのカテゴリーは"Sandwich"となっている。

 さらに本国米国のBubba Gump Shrimp Co.と日本の店とのメニューの相違について調べたところ、"Sandwich"メニューは大同小異、基本的にはほぼ同じであることが判明。この日食べたディキシー フィッシュサンドイッチ¥1,390も英名"Dixie Fishwich"は米国と同じ("Fishwich"なる略称には今回初めて出合った)。説明文もほぼ同じ。フィッシュは「南部風フライ」と「グリル」とから調理を選べるのだが、この日はフライにした。

 使っているのはマヒマヒ、「シイラ」のこと。「KUA`AINA」と同じ。どこ産かは訊かず。身が厚く、しっとりとした食感。衣は「蜂の巣」同様、ガリガリのパリパリ。

 トマト2枚にレッドオニオン、レタスは細切りがバサバサと。それら野菜の上からランチドレッシングのようなガーリックが利いたソースがかかり、この味がよく利いている。


 そしてフライドフィッシュの上にタルタルのような何やら白いソース。日本の説明では「とろけるペッパージャックチーズ」、米国では"Louisiana Special Sauce and Pepper Jack Cheese"。サンド全体に強い味は無いが、しかし全てが混ざり合うとじんわりと"味"が来る。混ざり合う「融合点」というのが一ヶ所あって、そこに入ると、地味ながらもじ〜んわりとおいしい味がやって来る。

 派手な味を求める人には向かぬかも知れないが、しかしこれはなかなか味のあるサンドイッチに思えた。

§ §

 シイラはしっとり・しなやかなその食感が特徴的。白身魚の身の繊維質を"縦に"噛み裂いている感じがちょっと堪らない。もちろん「お鯛」のような味はしないのだけれど、ある種の「愛おしさ」に浸れることは請け合い。

 水道橋「I-Kousya」の松橋さんも"唯一"のお気に入りメニューとしてマヒマヒのグリル「バーボン ストリート マヒマヒ」¥1,990を挙げていた。エビは食べるのが面倒くさいそうで……まぁ解かる(笑)。




# 104 Bubba Gump Shrimp Co. [後楽園]

― shop data ―
所在地: 東京都文京区春日1-1-1 ラクーア1F
     東京メトロ後楽園駅歩3分 地図
TEL: 03-3868-7041
URL: http://www.bubbagump.jp/
営業時間: 11:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 無休(※要確認)

2013.7.25 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 03:44 | TrackBack(0) | シーフードバーガープロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック