【二ッ目！】マクドナルドのマックダブル: ハンバーガーストリート　（ブログ版）

2013年07月04日

【二ッ目！】マクドナルドのマックダブル

　先日「フィレオフィッシュ」が「箱入り」であることを初めて知ったと書いたが、さらにこの日、今まで見たような見ないようなメニューを発見した――もちろんマクドナルド。それがマックダブル￥190である。

　アレ？「ダブルチーズバーガー」￥290ではないの？とメニューを見回すとソレは別にある。本年5月7日発売。リリースこちら。そして公式サイトの説明はこちら。

　またまた例によりて、US"McDonald's"のデータを見てみると……

■McDouble　Serving Size 5.3 oz (151 g)

　100% BEEF PATTY　2.3 oz (66 g)
　REGULAR BUN　1.8 oz (52 g)
　PASTEURIZED PROCESS AMERICAN CHEESE　0.5 oz (14 g)
　KETCHUP　0.3 oz (8 g)
　PICKLE SLICES　0.3 oz (7 g)
　ONIONS　0.1 oz (3.5 g)
　MUSTARD　0.5 g

"Hamburger"のパティが"1.2 oz (33 g)"なので、その倍、つまりレギュラーパティ2枚使用に間違いは無い。あとピクルスも倍の2枚。その他ケチャップ、マスタード、オニオンの量に違い無し。さらに"Double Cheeseburger"についても調べてみると……

■Double Cheeseburger　Serving Size 5.8 oz (165 g)

　100% BEEF PATTY　2.3 oz (66 g)
　REGULAR BUN　1.8 oz (52 g)
　PASTEURIZED PROCESS AMERICAN CHEESE　1 oz (28 g)
　KETCHUP　0.3 oz (8 g)
　MUSTARD　0.5 g
　PICKLE SLICES　0.3 oz (7 g)
　ONIONS　0.1 oz (3.5 g)

チーズが倍の2枚で、あとは変わらず。つまり"McDouble"と"Double Cheeseburger"の違いはチーズ1枚の差ということになる。

　めずらしく公式サイトの説明通り「ジューシーに焼き上げられた」と感じた一品。これは焼き方が上手い。と言うか恐らく緊張感を持ったフレッシュな気持ちでオペレーションに臨んでいたためであろうと想像される――訪ねたこちらの店のクルーが。

　2枚重なることで「ふっくら」とした好い肉の感じがわかりやすく表現されていた。少し脂っぽいのは致し方の無いところ。

　バンズは邪魔はしていないが助けにもならず。後味に取って付けたような甘味を残す。ピクルスは確認した限り1枚(上記説明は飽くまでアメリカ合衆国の"McDonald's"の発表データである)。

　しかし何となく塩気ばかりが集まっていて、どうにも味が抜けない。野菜が無いためもあるだろう。どうもチーズが弱い気がする。サイトの説明ではこれは「濃厚なチェダーチーズ」。活躍は食後、口の中で妙に粘る程度。

§　§

　これまで「ダブルクォーターパウンダー」クラスまで行かないとマックのビーフ100％パティのおいしさは表現されないと思っていたのだが、このレギュラーパティ2枚のマックダブルでも、つなぎを入れない、他の肉と合わせない、ビーフ"のみ"で作ったパティの良さを感じることが出来たので、満足している。「肉」を食べている感じの得られる一品。

　但しそれはむしろ作り手の「腕如何」に懸かっているのではないかと、この日を境に思うようになった。いや、腕もあるが、それ以上に「タイミング」如何か。なぜそう思うのか説明しだすと長くなるので、それについてはまたいずれ……。