2013年05月09日

【フィッシュバーガープロジェクト】 Red Lobster のサーモンムニエル(ペッパークリームソース)




 アラスカシーフードマーケンティング協会によるフィッシュバーガープロジェクト――今月も継続中。ただでさえコンスタントに更新されない記事が"魚"だらけで、どうかと思っている人も居るかも知れないが、お蔭で私は「パンの間に魚を挟んだ食べ物」について、だいぶ感覚が掴めてきている。こういうことは集中してやらないと――。

 さて今日はRed Lobster(レッドロブスター)のお話。実は今回、生まれて初めて足を踏み入れた。生まれてこの方、一度も入ったことが無かったのである。

 私がこうして取り上げるくらいなので、やはり元は米国の店である。1968年フロリダで創業と聞くと「いかにも」という印象だが、説明によると1号店を開いたのはフロリダ州でも内陸という。日本1号店は1982年、東京六本木。今はもう無い。


 2013年5月現在、日本には――東京7、神奈川6、千葉2、埼玉1、茨城1、栃木1、山梨1、愛知1、長崎1、沖縄2――の計23店。アレ? それくらいな規模の店だったの? ……というのが率直な感想。と言うことは店の名前を全く知らぬ人が居てもおかしくない。


 カナダ直送の生きたロブスターを使った料理が自慢のダイニングレストランである。店の造作もアチラ風にゆったり大きめ。カジュアルなれども"ちょっとイイ"店。「Sizzler」ぐらいを思っていただければ。

 だから本命はもちろん、カナダ東岸・ハリファックスから週2回空輸されるというライブロブスター(オマール海老)に違いないのだが、他にビーフステーキもある、ピッツァもある、カレーもある。ただ、エビでもカニでも何かシーフードを挟んだサンドイッチがあることを期待して行ったのだけれど、「パンもの」は皆無だった。本国のメニューも調べたが無かったので、そうなっては諦めるより他無い。

 この日食べたのはサーモンムニエル(ペッパークリームソース)¥1,380。先日のOUTBACKのサーモンは「グリル」だったが、コレはムニエル……小麦粉をまぶして焼いたもの。ハーブガーリックバターで焼いている。


 サーモンはノルウェー産。さすがに食べて種類まではまだ判らない。切るとやわらかく、中からキラキラと脂。こんがり焼き目の付いた皮も食べるべきと判断。外さず身と一緒に食べていたが、それが災いしてか、途中から大変脂が濃く、クドくなってしまった(なので反省している)。それでも身自体、多分に脂を含んだサーモンであることは間違いない。

 そんな脂豊かなサーモン故、添えられたクリームソースだと逆効果とまでは言わないが「マッタリ×マッタリ」、逆方向のソースを考えてみても好いかも知れない。

§ §

 付け合わせはスイートコーンにブロッコリー、マッシュポテトは「OUTBACK」同様の皮入り。この皮入りマッシュの図を見てサーモンも「皮ともども」と思ったのかも知れない。

 身に程好い硬さもあり、シュッと締まった食感もあるサーモンのムニエルだった。グリルだとどうも脂が出過ぎて硬くなり過ぎてしまうようだ。BGMは'50s〜'60s辺りのポピュラーミュージック中心。エルヴィスがゴキゲンに熱唱。



2013.5.9 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:40 | TrackBack(0) | シーフードバーガープロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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