お次はアラスカシーフードマーケンティング協会主催による「2013年春 第3回アラスカシーフードとワインのマリアージュセミナー」の話。
何とかの田崎真也さんがアラスカシーフード親善大使をお務めで、今回は「銀だら」と「たらこ」の創作料理を全部で4皿、それぞれにワイン2種類、計8種類のワインとともにお楽しみいただく……という、とんでもない企画。会場はその田崎氏のフレンチレストラン「S」。
早速行きましょう、一皿目、「タラモのスフレ シトラスとハーブの香り」。
あまり細々したことを書いていると、夜が明けるか日が暮れるかしてしまいますので、堂々と端折ります。ひと言で言えばフランス風茶碗蒸し(笑)。
「タラモのスフレ」に対するワインは白2種類。以後、1種類は常に米国産ワインという辺りが田崎氏のサービス精神の表れ。1種類は辛口、もう1種類は常に甘口という選択。総じて私の好みは「甘口」でした。
二皿目、「ギンダラのデュグレレ」。
私、大絶賛のギンダラ。ものすご〜く濃厚な、ミルクのようなに濃い味がするギンダラの身に、デュグレレというこれまた濃い〜ソースの組み合わせ。濃いものに濃いものをぶつけてきた大胆な一皿。「この皿で終わっても悔い無し」と思わせる満足の一品。これにも白ワイン2種。
次。三皿目、「タラコのムサカ」(左)。正直この辺りで既に顔も手もかなり赤く、危険水域。タラコはやっぱりご飯で。包むは「茄子」です。
これには赤2種。しかもジンファンデルなど持って来た辺りは、さすが田崎氏。アクロバティックなマリアージュ。
四皿目、「ギンダラとゴボウの赤ワインソース」(右)。earthyなゴボウに合わせるワインは、同じく土の香りのするメルロー。ギンダラはゴボウの後を追って濃厚なミルク感でまとめるアシスト役。
締めのドルチェ、「フランボワーズのパルフェ チョコレートソース」をいただきながら、ずらり注がれた8種類のワインを取っ換え引っ換え舐めてゆくのが実は一番興奮したかも知れません(笑)。甘いものにワインという禁断のマリアージュ。この後酔いを醒ますのに随分苦労しました。
§ §
そもそも漁師になりたかったという田崎氏。念願叶ってこの夏アラスカで「オヒョウ」釣りに挑むそうです――それは羨ましい!
フランス料理の技法と流儀に則って、アラスカ産シーフードの魅力を最大限に引き出しましょう・表現しましょうという本企画。その「ルールの中で尽くすベスト」というやり方・考え方に学ぶところあり、私が関わるフィッシュバーガープロジェクトを進める上でも大いに参考となりました。めでたし。
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