つい先日、大阪・豊中の「NICK&RENEE」の記事を上げたところなので、続けて滋賀・大津AUNTY-MEE burger(アンティーミーバーガー、AMB)の話を少し。だがハンバーガーの話ではない。久々に「ロコモコ」の話題を――AMBのロコモコ¥950。
なにせ滋賀・近江は古来よりの米どころ、「穀倉地帯」である。店の周りにも水田が多い。年々減ってきているのかも知れないが、それでも多い。
滋賀県の米は何と呼ばれているのか、その呼称について調べてみた。以下YAHOO!調べ。
まず「近江米」――約163,000件がヒット。近江米振興協会なる組織もある。先の衆院選より何かと話題の滋賀県のホームページにも近江米に関する説明がなされている――のだが、「江州米」で検索すると約1,330,000件という検索結果が出て来て、こちらの方がはるかに多い。「江州米」は辞書にも載っている。どうやら「江州米」という呼び方の方が歴史がありそうだ。
ちなみに滋賀県によると、県内の米の生産状況は、作付面積33,200ha、収穫量17.0万t、作付面積にみる"米の品種"の構成比は、コシヒカリ38.0%、キヌヒカリ23.6%、日本晴13.0%、秋の詩9.9%――とのこと(平成21年)。
さぁそんな江州米、しかも店主・岩波さんの「親父産」コシヒカリを使ったロコモコである。パティは国産黒毛和牛100%使用、4.5oz・約126.6gのクイーンパティ(つなぎにオニオン)。卵は地元のブランド、比良「利助(りすけ)」。さらに可能な限り地の物を中心に揃えた野菜が約10種類――綺羅星の如き食材が一堂に会した。
ただちょっと主役が多過ぎる。
上の写真では利助のフライドエッグに黒毛和牛パティがすっかり隠れてしまっている――もったいない。少しズラして撮り直したが、見映えは最初の写真の方が良さそうだ。利助の卵がかなり大振りであることがこれで判るのだが、もう一つ言うなら、そもそも器が小さいのだ。容器が。自慢の米も見せたい、パティも見せたい、卵も見せたい――となれば、これはもう深鉢でなく、平皿に乗せるよりほかない。
それで率直なところ、パティの味はどうもロコモコにすると合わない。先に味を付けてしまっているのがこの場合マイナスに作用しているように思われる。その代わり……ごはんが物凄くおいしい!!
いや、コレはおいしい。食べる手が止まらないとはまさにこのこと。どうにも止まらない。いや、止めたくない。おいしさが止まらない。スルスル入る。「米が立っている」とはこういう状態を言うのだろう。粒立ちが違う。さすが噂の利助、卵も美味。
パティのキャラクターの相違を補って余りある、江州米の独壇場たる一品。値千金、いや万金。ぜひ鉢でなく皿で。
§ §
あまりにおいしいので炊き方の「コツ」を岩波さんに訊くと、「米と同じ土地の水で炊くこと」との回答。つまり江州で育った米なら江州の水で、比良山系の麓で育った米なら比良山系の水で炊け――という意味である。
それが実現し実践されているAMBのロコモコ。鬼に金棒とはこのこと。昨年食べた中では群を抜いて、強烈に記憶に残るおいしいお米だった。強くお薦めする。
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― shop data ―
所在地: 滋賀県大津市見世1-11-21
京阪石山坂本線 南滋賀・滋賀里駅歩10分 地図
TEL: 080-3761-8480
URL: http://www.cable-net.ne.jp/user/uncle-mee/AMB.htm
オープン: 2003年8月1日
* 営業時間 *
月〜土: 11:30〜22:00
日曜日: 11:30〜18:00
定休日: 水曜日(要確認)