経緯はこちらで。なんだ、そういうことだったのか――というオチである。ある意味ちょっとした驚きでもある。
マクドナルドならダブルクォーターパウンダー・チーズ¥490と私は決めている。メニューの中で最もビーフらしさが感じられるバーガーである。人にもそう言って薦めている。今は変わってしまったが、かつて首都高速3号渋谷線・大橋ジャンクション近くにあった広告看板がダブルクォーターパウンダー・チーズのものだった。そんなワケで新年早々ひとバーガー食べて、さらにUSの"McDonald's"が発表するデータと比べてみようとサイトを開けてみたところ、昨年来の謎の"一部"が解明したのである。
データは以下の通り。比較のためチーズバーガーも上げておく。
■Double Quarter Pounder with Cheese Serving Size 10 oz (283 g)
Quarter Pound 100% Beef Patty* 5.7 oz (163 g)
Sesame Seed Bun 2.2 oz (61 g)
Pasteurized Process American Cheese 1 oz (28 g)
Ketchup 0.6 oz (16 g)
Mustard 0.5 g
Pickle Slices 0.3 oz (7 g)
Slivered Onions 0.3 oz (7 g)
■Cheeseburger Serving Size 4 oz (114 g)
100% Beef Patty 1.2 oz (33 g)
Regular Bun 1.8 oz (52 g)
Pasteurized Process American Cheese 0.5 oz (14 g)
Ketchup 0.3 oz (8 g)
Mustard 0.5 g
Pickle Slices 0.1 oz (3.5 g)
Onions 0.1 oz (3.5 g)
以下違いを見てみる。まずバンズから。"Cheeseburger"が"Regular Bun"でサイズ"1.8 oz (52 g)"。"Double Quarter..."の方は"Sesame Seed Bun"使用で"2.2 oz (61 g)"。チーズの量は"14 g"と"28 g"なので単純に倍。つまり"Double Quarter..."は2枚使用。ピクルスも"3.5 g"と"7 g"なので2倍。"Cheeseburger"が仮に1枚なら"Double Quarter..."は2枚ということになる。![]()
マスタードとケチャップは、ケチャップだけ2倍("8 g"と"16 g")。つまりパティとチーズを2倍にしてもマスタードの量は不変でケチャップだけ2倍に増えるということである。それぞれの入る位置を考えれば何となく想像はつくか。
さらにオニオンが違う。"Cheeseburger"はただの"Onions"という表記。これには"Chopped onions"という説明がある。"Double Quarter..."は"Slivered Onions"。"sliver"とは「細長く切る」という意味。クォーターパウンダーにはその言葉通りの細長いオニオンが使われていて、みじん切りが入る「ハンバーガー」「チーズバーガー」などとは食感も違う。"Double Quarter..."はやはり量も倍。
さて稲川淳二ではないが、ここで「あ〜れぇ〜???」と思ったのがパティである。"Quarter Pound 100% Beef Patty*"は"5.7 oz (163 g)"――何だこの数字は?![]()
クォーターパウンド、即ち4分の1ポンドは約113gである。2枚なら約225g。いずれにも一致しない中途半端な数字が記されているのである……と、その時"Patty"の最後の"*"に目が留まった。注釈を探すとこうある――"*Based On The Weight Before Cooking 4 Oz. (113.4g)"。つまり調理後、焼いた「後」の重量が"5.7 oz (163 g)"ということである。
それこそ二度「あ〜れぇ〜???」である。そうか。このパティのサイズの表示は焼いた「後」のものなのだ。しかしこれは"Double Quarter..."などの説明を読んで初めて出て来る注書きであって、"Cheeseburger"などのレギュラーサイズのパティを使うメニューには一切載っていないのである。それでは「前」だか「後」だかなんて気にすることすら出来ない。
と言うことは先日来話題にしていた"Cheeseburger"の"100% Beef Patty"のサイズ"1.2 oz (33 g)"も調理「後」の数字なのだ。以下計算……調理後に「163g」のパティが調理前113.4g×2枚で「226.8g」だったのだから、割り算すると0.7187...つまり約「72%」に縮むというのがUSマックの公式見解ということになる。これはこれで興味深い。約28%の脂は外に流れ出るということである。![]()
同じ割合(0.7187)を用いてレギュラーパティ「33g」についても計算してみると、調理前は45.9162...つまり約「46g」というサイズが得られる。これはハンバーガーの歴史本や"Wikipedia"にある数字「45g」とほぼ近い。と言うことは、1948年創業以来のパティのサイズはおそらく「変わっていない」ということである。多分。おそらく。
調理「前」の数字と「後」の数字と、資料により扱う数字が違っていたのが、今回これだけ惑わされることになった原因である。ピクルスの枚数については1枚だか2枚だか分からない。2011年7月に撮った写真のものが、たまたま枚数を入れ間違えたハンバーガーだったという可能性だってあるのだ。なお、私自身はそんな細工はしないので念のため。
§ §
ただ一点、この回の記事にて「パティ45gは計量済」と強く言っているが、これについては謝らねばならない。あまりクドクド事情を書いても仕方無いので省くが、要はこのとき量ったのは私自身でなく他の人であり、かつモスバーガーのパティも同時に量ったのである。それで混同して記憶していることが考えられる。
この記事の回において「33g」を量り直したのは私自身である。
それで毎度なかなか「食べた感想」が言えていないのだが、最後に短く……「肉粒感」は感じられるが、鉄板で焼いた肉特有の、流れ出た脂が肉にまとわり付く感じ、滲みた感じ、ないし肉が脂にコーティングされているような感じがあり、その割にパティの中には肉汁が残っておらず、その点で大いに物足りない。とは言えこれだけの肉をケチャップ味で食べるというのには何とも「安い」印象を覚える。もう少しおいしい食べ方があろうに。 (つづく)
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2013.1.15 Y.M

