これも今回で二度目の記事になる。初めて食べたのが1年前、2011年の11月のこと。
ところで店主エリオットさん、2013年の「ザガットサーベイ」東京版にマティーニバーガーが載って、すごく喜んでおられた。ZAGATは米国ニューヨークで始まったレストラン等の評価システム、格付けシステムである。ニューヨーク生まれの「ミシュラン」と言ったところ。それに自分の店が載ったのだから、ニューヨーク生まれのエリオットさんが喜ばぬワケがない。
あともうひとつ。最近←のようなカードを作って注文をとる前に見せるようにしている。新鮮な挽肉を食べた経験が少ない我々日本人に対する配慮の意味合いから。イラストはエリオットさんの作。
さて1年ぶりのWest Side。最近肉の挽き方を以前よりも粗くしたとのこと。確かに前より硬く、しっかりした食感になったような気がする。
パティはオージービーフ200g。日本のパティと比べると厚みがあって、むしろハンバー"グ"のようなコロンとした形状。中にはみっしりと赤身肉が詰まっていて、その肉の分厚い層に歯を立てると、サクッというのではない、ちょっと鈍い食感がする。
BBQソースは手作り。糖度の高いソースだが、甘さに深みがある。
ベーコンは延べ棒のように、あるいはジャーキーのようにカチカチ。コゲのにおいが「ふっ」と鼻先をかすめる香ばしさ。
もうひとつ以前との違いはソテードオニオン。一般的な黄タマネギからレッドオニオンに変えた。そこの味の比較は正直難しいが、薄っすら紫味を帯びているのは確認できる。このオニオンの甘味も加勢して、マティーニバーガーのメニューの中では多分唯一甘いバーガーである。バンズは峰屋の天然酵母。見ての通りかなりしっかり焼いている。
§ §
エリオットさんにとってのおいしいハンバーガーとは「グリルの味、食感、香ばしさ、ミディアムレア、200gという重さ、新鮮な食材、そしてシンプル」――こんなにシンプルな食べ物なのだから、冷凍品や既製品を出すのは「失礼」とエリオットさん。
だから出したいのは「手作り」「シンプルなメニュー、素直なメニュー」、そして「大人のバーガー」という神楽坂の外れの大人なbar & grillである。
→ # MARTINIBURGER [神楽坂] のラムバーガー
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# MARTINIBURGER [神楽坂] のTHE MARTINIBURGER with ブルーチーズソース
# MARTINIBURGER [神楽坂] のWest Side
# 265 MARTINIBURGER [神楽坂]
― shop data ―
所在地: 東京都新宿区中里町31
東京メトロ東西線 神楽坂駅歩5分 地図
TEL: 03-6280-8920
URL: http://www.martini-burger.com/
オープン: 2010年10月15日
* 営業時間 *
火〜土: 11:00〜23:00(22:00LO)
日曜日: 11:00〜22:00(21:00LO)
定休日: 月曜日(要確認)