PC故障の影響から、動作の覚束ぬ先代PCを再登場させたり、ときにインターネットカフェに駆け込んだりなどして、あらゆる手段を講じて記事のアップ作業に当たっているが、完全復旧にはまだ時間が掛かる見込み。そうこうするうちにまた記事が溜まりつつあり……。
そんな中、先日の『GARAGE BURGERS CAFE』の流れから、久々にベッカーズ(Becker's)を取り上げてみようと思う。ご存知の通り、東京・日比谷「THE BEAT DINER」と同じ、ジェイアール東日本フードビジネスが経営するハンバーガーチェーン。首都圏一都三県に21店を展開。この日は「秋フェア」メニュー、粗挽きチリチーズバーガー単品¥450を。
マクドナルドの「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」¥490、フレッシュネスバーガーの「クラシックバーガー」¥480、バーガーキングの「ワッパーチーズ」¥480、ロッテリアの「絶品ベーコンチーズバーガー」¥420、さらにはKFCの「プレミアムローストチキンサンド」¥450辺りと価格帯を同じくする、ファストフードチェーンでは高めな価格設定の商品に当たる。
まずやはり他チェーンとは「肉」が違う。肉のその「存在感」ないし、その「位置付け」が、他店のハンバーガーとは根本的に異なっているように感じられる。
粗挽き肉に細挽き肉を混ぜてつないだ粗挽きパティは100g。産地はオージー。その粗い肉の粒がコリコリと随所で歯に当たる。色は濃い茶色で脂は少な目。ツヤを消したようなパティ表面の色合いが特徴的。正しく「焼いた肉」を食べている感覚を抱く。肉そのものと言うよりもコショウの味が好い。
バンズは各店舗で焼いている自家製。サイズ65g。なので日により気候により、「Aタイプ」「Bタイプ」ぐらいの焼き上がりの差が生じるのだが、この日食べたものは「バンズ変えた?」というくらいに、今まで食べたものとは大きくキャラクターの違う新種だった。普段は結構硬めな生地なのだけど、この日の新種「Cタイプ」は、世間一般のハンバーガーチェーンのソレに近い、やわらかくて軽めな感じを持っていた。
「スパイシー過ぎず10種のスパイスをバランスよく配合した」チリミートソースは、その名の通り半ば「洋風」で、甘味があり、エスニックな辛さはない。何かキノコが入っているな? と思えば、これはクラッシュしたシャンピニョン。豆は入らず。被さるチーズはモントレージャック。
サクサクとした食感で場を締めるグリルドオニオンの存在感が大きい。オニオンとミートソースとの相性は言うまでも無いこと。下からマスタードマヨネーズの「ふっ」と抜けるような辛さ。甘めに決まるチリバーガー。
§ §
面白い缶ビールが置いてあった。その名も「ベッカーズピルス」。8月からベッカーズ全店で販売中であるという。ドイツ原産のビールで炭酸強く、苦味も強めの、刺激の強いピルスナー。偶然名前が同じだったことから扱い始めたとのこと。
そんなワケでベッカーズは缶ビールが置いてあるバーガーチェーンの一つである。ベッカーズピルス以外にも缶・瓶数種の扱いがある。
他にレギュラーでビールが置いてあるのはバーガーキング(ハイネケン)、ファーストキッチン(プレミアムモルツ)、フレッシュネスバーガー(レーベンブロイの樽生!)。「おとなのファストフード」ということで活用されたい。
→ # ベッカーズの七味マヨチキンサンド
# ベッカーズの粗挽きペッパー&ガーリックバーガー
# ベッカーズの粗挽きツインチーズバーガー
# ベッカーズの生姜醤油チキンサンド
# ベッカーズのトマト&チーズ ポークリブサンド
# ベッカーズのグリルオニオン&ベーコン ポークリブサンド
# ベッカーズの春の新商品試食会へ
# ベッカーズの油淋ソースのチキンサンド
# ベッカーズの焦がし風バター醤油エッグバーガー
# ベッカーズのてりやきバーガー
# ベッカーズの粗挽き2種のチーズバーガー
# ベッカーズのスイートチリチキンサンド
# ベッカーズのアボカドタルタルバーガー
# ベッカーズの粗挽きフライドオニオンバーガー
# ベッカーズの粗挽きベッカーズバーガー
# 「ハンバーガーランキング100」第1位、ベッカーズ (予告編)
# ガーリックバーガー ◆ ベッカーズ のペッパー&ガーリックバーガー
# 009 ベッカーズ(初期の拙い記事ですが)