一段落着いたようでいて……しかしここで気を許すと向こう10日分ほどの記事が滞ってしまうという。京阪諸店も一日千秋の思いでアップを待っていることだろうし……というそんな中、先日来のファストフードの店のちょっと続き。
舞台はみなと横浜。横浜のキング・クイーン・ジャックなどが立ち並ぶシンボリックな一帯の地中深くに日本大通り(にほんおおどおり)駅が開業したのは2004年2月1日のこと。コノ店がオープンしたのは恐らくそのタイミングであろうと思うのだが、駅構内に在るという噂はしばらく前から聞いていたのである。
Sante Ole Burger Cafe(サンテオレバーガーカフェ)というコノ店は、京急能見台のサンテオレと同系列の店であることは間違いない。但し店名が違う。後に「Burger Cafe」と付く。サンテオレ(Sante Ole)という名のチェーン店とは別個の、別形態の店舗として独立して扱うべきなのか否か――正直なところそれがよく分からないのである。
こまごました話は今は抜くとして、そう言えば、と思い出したのが、以前、西武池袋線の沼袋に「SanteOle Cafe」という名の店を訪ねたことである。その店には後に「Cafe」とのみ付く。「Burger」は付かない。これは"別種"なのか、それとも"亜種"なのか……そうした話は尽きない。切りが無い。なので一旦やめる。
日本大通駅の改札外に在る。横浜情報文化センターの下にある「情報センター口」が最も近い。←の写真は県庁口。
駅施設に在る店だけあって利用者も幅広く、また"ちょっとした"用向きで"ちょっと"利用する人たちも実に多い。そうした利用に応えた形の、いまどきのコーヒーショップのような店の造りで、居心地が好い。
なのでメニューもハンバーガー、ホットドッグに止まらず、クロワッサンサンドにパンケーキ、フローズンケーキ、さらにはパスタまであって、ファーストキッチンさながらの幅広いメニューを誇っている。レジ脇にはサラダやスイーツの入った大きな冷蔵ケースが置かれている。
バーガーメニューは"真"のバーガー4品と"非"バーガー(チキン、コロッケなど)4品。中から毎度のチーズバーガー¥310。
基本的には他のサンテオレと同じものの筈である。バンズはゴマ付き。ケチャップ&マスタードに甘いピクルス、チーズは色の白いプロセス。オニオンはグリルド。
パティは40g台だろうか。ニオイは気にならないが、コリッとした筋が歯に当たる回数が多い。以前も同様のことを書いているので、まぐれではあるまい。なので質はあまり良くはない。
ケチャップ&マスタードが強く印象を残す中、時折チーズが鈍く味を利かせている。袋のシールの貼り方に特徴あり。
§ §
能見台でも同じだが、店内で飲むドリンクは紙コップなどでなく、カップに注がれて出される。人待ちの間、ないしはちょっとした打ち合わせの間を気持ちよく過ごすのに十分な計らいだ。
あとはチーズバーガーセット600円、パスタランチのドリンクセットが730円という中で、どれだけの人がハンバーガーを食べてくれるのか――その辺りは正直気になるところ。私も"こういうこと"をやっている以上は、パスタよりもハンバーガーに流行って欲しいなとは心から思っている。
何にしても利用しやすい店である。サンテオレ自体、数が減少して今やちょっとめずらしい存在であるので、近くへ出かける機会があったら、ちょっと覗いてみられると良いと思う。
→ # サンテオレのビーフテリヤキバーガー
# MEIJIサンテオレのBLTCバーガー
# 108 MEIJIサンテオレ
# 085 SanteOle Cafe [沼袋]
― shop data ―
所在地: 神奈川県横浜市中区日本大通9 日本大通り駅構内B1
横浜高速鉄道 日本大通り駅歩0分 地図
TEL: 045-227-7456
営業時間: 8:00〜20:00
定休日: 不明(要確認)