BKの看板商品、和風に言えば"名代"の一品である「ワッパー」のスモールサイズ。ワッパー¥420でワッパージュニア¥310。ワッパー直径約13cmに対し、ジュニアは約9cm。パティのサイズ、ワッパー4oz(113g)、ワッパージュニアは2.2oz、62.5g――。
ジュニアと同サイズの商品に「ハンバーガー」¥150があるが、こちらは野菜・マヨネーズなし。
パティはニュージーランド産ビーフ100%。自慢の直火でグリル。バンズもサックリと噛み切れて食べやすい。後口に適度な甘味。
ライトな甘口のマヨネーズと絡む、トマト、レタス、オニオンの印象が圧倒的で、それと比べると肉の存在は驚くほど薄い。ハンバーガーを食べているというよりも、野菜サラダをサンドして食べている感覚の方が強いか。それでは本末転倒、ワッパーの看板の名折れだ。
救いはやはりオニオン。その辛味によって、肉より野菜の側に傾きかける針を多少肉の側に戻して、バーガー全体の味を上手に締めてくれる。
ついでの一品BKチーズビッツ¥100。これは良い商品。ポテト、チキンは数あれど、「チーズをフライにした」メニューはコレぐらいでは無かろうか(詳細未調査)。4ピースにケチャップ付きで100円という手軽さも好い。
ポテトにチェダーとモッツァレラのチーズ2種を加えてフライにしたスナック。なので純粋なフライドチーズではない。熱されているのでチーズの味はそこまでしないが、「もむっ」とした食感に満足を覚える。
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つまりBKで直火焼きの「肉」を味わいたいなら、BKのBKたるBKらしさを堪能したいのなら、俄然レギュラーサイズの「ワッパー」を頼むべきだと。
ワッパーが大き過ぎるゆえのジュニアサイズであるワケだが、しかしこの場合の本旨は「BKを堪能する」「ワッパーを堪能する」という部分にある。その点に遠慮は無用。手加減無用。情けも無用。「食べ過ぎた」と思ったら、その分汗を流せ――という話である。変に「ジュニア」を薦めると「らしさ」が十分伝わらない気がしてならない。
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