「直火でじっくり焼いたチキンが香ばしい」との説明だが、漬けダレが強過ぎる、若しくは味がよく滲みているせいか、焼き鳥と言うよりウンと味の濃い筑前煮とかうま煮とか、そっちの印象を受ける。個体差であるかも知れないが。
焼いたという割りには(別に疑っているワケじゃないが)ぷるりんとした脂身の質が強過ぎる。テリヤキチキンソースの濃い味は「コク」のようにもなり得るが、ややクド目。ソレが鶏肉の特徴や旨味を活かす方に働いているかというと疑問である。
モスにしてはめずらしく強い味付け。個体差かも知れないが。マヨネーズは居酒屋的で品が無い。
ついでにオニポテ¥210。ポテトとオニオンリング、どっちも食べたい人に。ポテトはちょい太目のもっさり目。だがサックリ食べられる。オニリンは衣が多い。塩気が強く、タマネギらしい甘味に欠ける。
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モスバーガーについては「意外」な発見があった。キズ一つないキレイな丸いバンズの間に挟まるその姿は、何ともコンパクトで小ちゃくて、こどもが手にしたときのサイズを計算して作ったかのような、そんな可愛らしさがある。
日ごろ縦にも横にも何倍も大きなプレミアムバーガーに慣れているせいだろうか、たまに見るチェーン店のバーガーからは、おもちゃのような、それこそ「おやつ」のような、小さくて可愛らしい印象を受けて仕方が無いのだ。悪い意味で言っているのではない。ある種の「造形美」を感じてならないのである。
月刊『MONOQLO (モノクロ) 2011年8月号』の「ハンバーガーランキング100」では第15位と上位にランクした。
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