以後しばらく手際のよい文章を心がける。京滋遠征を経て手持ちのネタは多過ぎるくらい多く、しかも時機が重なりさらなる過剰が必至な状況に陥っている。
まずはモスバーガーのとびきりハンバーグサンド「チーズ」¥390。コレについても書き出せば長いのだが、なるべく簡潔に。2008年12月に始まった「とびきりハンバーグサンド」のポイントは「国産肉を100%使った」パティである点。牛豚ともに国内産。大手チェーンの定番商品としては初めてという。言われてみればモスのレギュラーパティは「牛肉」がオーストラリア、ニュージーランド産、「豚肉」はアメリカ、カナダ産である。
リリースこちら。初代「とびきりチーズハンバーグサンド」から2度目のモデルチェンジ。正直初代の方が見栄えはした。
サイズも通常パティの約1.5倍。見ての通り、ハミ出す大きさ。チーズも国産。北海道中標津町の牛の生乳を4ヶ月程熟成させたゴーダ。フォンデュのように「とろりん」と溶けているな……と思ったら、国産バターが加わっているとの説明。
キュッと締めるソースはベーコンビッツが加わる醤油ソース。長細く切ったオニオンスライスの辛味がさらに畳み掛ける――この辺りの布陣は完璧。肉の弱さを感じさせない波状攻撃。
バンズはクリームパンのような甘さとやわらかさ。町のパン屋の惣菜パンをデラックスにした感覚に思える。
この日は評判のモスチキン¥240もいってみた。衣は表面に細かな粒がまぶされたようなカリカリ。肉は薄手で脂少なく塩気強く、比べてしまうとKFCのスパイスの豊かさ・立体感には及ばない……まぁそこは仕方無いか。
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月刊『MONOQLO (モノクロ) 2011年8月号』の「ハンバーガーランキング100」では第35位。その審査時からはソースが"ペッパー醤油ソース"から"醤油ソース"に変わっている。
挟んでいるものは「パティ」でなく「ハンバーグ」であるという、商品名が明示する通りの、これは「サンドイッチ」である。
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2012.9.16 Y.M