2012年08月26日

【二ッ目!】 FATZ'S [高円寺] のEL CABRON




 これより以前に食べに行った店が実は一店あるのだけれど、ひとつ置いてまた「FATZ'S」……となるのもどうかと思い、敢えて続けてご紹介することにします。

 訪ねたのは23日木曜日。街を上げての一大祭典東京高円寺阿波おどりの準備が着々と進んでおりました。年に一度の掻き入れ時とばかり、角のパン屋「ヒロセ」さんは踊り子サブレの製造販売にいよいよ忙しく、FATZ'S(ファッツ)も期間限定「すだちスローバーガー」¥850の販売がいよいよ本番! 25日(土)・26日(日)が高円寺阿波おどりの開催日です。なおFATZ'Sの営業は両日とも12:00〜18:00までご注意下さい。

 踊る阿呆に見る阿呆、祭りの準備に沸き立つ高円寺で今宵は夏らしくEL CABRON(エル・カブロン)¥1,200を。いつものガス火でグリルした国産牛120gパティの上に、自家製"生"サルサとワカモレ。チーズはチェダーとハバーティの2種類という内容。



 ここで言う"生"サルサの意味は、使っているトマトが非加熱のフレッシュトマトということ。当然日持ちはしないのだが、フレッシュならではな食感・香り、みずみずしさを特に大事にしていると店主ジョンさん。一緒に刻んだレッドオニオンの彩りが効いている。


 ジョンさんの言う「口の中のパーティー」というひと言が、このバーガーのキャラクターをみごとに言い表している。的確な表現である。

 百聞は一見にしかず、食べてみれば非常によく解ることだが、サルサの味、ワカモレの味、チーズの味、パティの味――いろんな味が、いろんなタイミングで、重ならずバラバラに顔を出しては、また別の味が横から顔を覗かせ……という具合で、味の利き方が常に一様でなく不規則であり、順繰りなのである。

 訊くとジョンさん、「ひと口で全部の味が終わらないように」「ひと口ひと口が楽しみになるよう」、わざとイレギュラーに積んであるのだという。ひと口目にかぶり付いた味がずっと最後まで続くのも「楽しみがない」というのだ。「均整」「画一」を好み求める日本人にはちょっと湧かない発想かも知れない。面白い。


 ワカモレディップに忍ばせたハラペーニョが突き刺す辛さ。巧妙繊細にとろけさせた2種のチーズがマイルドなコクを醸し、国産牛パティはパーティーの狂乱に揉まれず・呑まれず、いつものポクポクとした存在感で底堅く、バンズの裏の「パリパリ」とレッドオニオンの硬い食感がシンクロして、咀嚼に心地好いリズムを与えている。

 味わい多く強めな味付けだが、「口の中のパーティー」と呼ぶにふさわしいお祭り騒ぎな一品と思って、食べる方も華やいだ心持ちでかぶり付かれることをお薦めする。まさに踊る阿呆に見る阿呆、食べなきゃ損々!

§ §

 "EL CABRON"の意味・名前の由来については聞きそびれた。後日書き足しておくので、どうぞまた見に来て下さい。

 阿波おどりは昨夜今夜の2日間。どんな賑わいだか気になりますが……今年は、ま、行かずに置いておいて(笑)。相変わらずの人手不足ということで、引き続き求人のインフォメーション。

【急 募!】
☆スタッフ募集!☆

 ●時給900円
 ●週一の土曜日勤務

を探してます。

【問い合わせ】
TEL:03-6762-3939 まで

 どうぞよろしくお願いします――。




# FATZ'S [高円寺] のすだちスローバーガー
# FATZ'S [高円寺] のThe Philly
# FATZ'S [高円寺] のThe Carolina
# FATZ'S [高円寺] のTHE WW
# FATZ'S [高円寺] のThe 50/50
【スタンプラリー#11】 FATZ'S [高円寺] のカラミティ・ジェーン・バーガー
# 279 FATZ'S [高円寺]

― shop data ―
所在地: 東京都杉並区高円寺北3-21-19 ライオンズプラザ高円寺E号
     JR高円寺駅歩3分 地図
TEL: 03-6762-3939
URL: http://fatzs.lolipop.jp/top.html
オープン: 2011年4月29日
  * 営業時間 *
火〜土: 12:00〜15:00, 18:00〜22:00
日曜日: 12:00〜18:00
定休日: 月曜日・第3火曜日(要確認)

2012.8.26 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 15:05 | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック