2012年06月06日

【二ッ目!】 バーガーキング のBKリンゴ




 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震、ならびにその後も起き続ける余震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

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 連日連夜のバーガー探求、本日はバーガーキング――まぁふらっと寄った体(てい)ではあるのだけれど。ふらっと寄って、さて何頼もうかとメニューを凝視、本年3月9日に発売されたBKリンゴ単品¥240を。


 リリースこちら――「BKならではの直火でグリルしたビーフパティに加え、お肉と相性の良い国内産のリンゴも厚さ7mmの輪切りにして直火でグリルし、重ねました。さらに、リンゴの甘い香りを引き立てるシナモンをトッピング。これを、ハニーマスタードソース、フレッシュなレタス、マヨネーズと一緒に『WHOPPER Jr.(ワッパー ジュニア)』サイズのバンズに挟みました。BK ならではのフレームグリルによって引き出されたリンゴの甘みとジューシーなビーフパティの相性抜群なおいしさを存分に味わっていただける商品です」。

 実は食べるのはこの日が2度目。最初食べたときのものは、いま写真を見返してみても、その「厚さ7mmのグリルした国内産リンゴ」がどうも確認出来ない。



 並べて見ると、バーガーの高さそのものが違うような気がしてならない。仮にリンゴが後ろにズレているのだとして、「よいしょ」とソレを中心に直したところを想像してみても、どうにも同じものになるような気がしないのである。

 当然"入れ忘れる"なんて可能性の方が低いので、順序としてまずは我が目と舌を疑うことになるワケである……「あれ? リンゴ入ってた?? ちっとも感じなかったような……???」、そういう疑問符が林立して自分でも気持ちが悪かったので、後日もう一度頼み直してみた。


 まずは包みを開ける前からプンとシナモンの強い香り。開けてもシナモン。包み紙の上に散るその様を見て「十三里」という和菓子を思い出した。

 最初食べたBKリンゴは、このシナモンのニオイしかしなかった。2度目食べたときほどハッキリとはリンゴの存在が感じられなかった。「煮込まれてソースの中に溶けているのかな」と思ったくらいである。これではBKリンゴでなく「"BKシナモン"じゃないか」とさえ思ったほどである。

 2度目の今回は一目瞭然、確かにリンゴが入っていた。

 コンフォートやペースト状にすることが多いリンゴを、「輪切りのグリルド」にして使うのはめずらしく、食感もあって面白い。むかーし給食に出た「冷凍りんご」のようなリンゴである。クラウン(上バンズ)裏のマヨネーズと合わさるとリンゴサラダ風。

 そのリンゴの効果によりやわらかくなった……かも知れないビーフパティは、「どなたにでも召し上がりやすい『WHOPPERR Jr.』サイズにて商品化」というので2.2オンス、約62.5g。淡くコゲの味。繊維質で口の中でほぐれると言うかバラバラになる。焼き魚適度に、でも確かにする肉の味。

 甘いハニー"粒"マスタードとシナモンの味で食べるBK"シナモン"リンゴ。値段を考えると十分おいしく、ちょっと面白い味である。シロップなどの甘味を強調しなかった点が奏功しているのではないかと思う。

§ §

 「マンゴーバーガー」などと比べれば、はるかに創意工夫が窺える。なにしろ「240円」なので、気軽に気楽に口に出来て好い。

 しかしフレッシュアボカドワッパーのMセットは850円もするのですねぇ。専門店と何ら変わりません。各店の血の滲むような努力が忍ばれます……。

# Christmas'09 ◆ vol.2 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のベイクドアップルバーガー
# Christmas'09 ◆ vol.1 OATMAN DINER [池袋] の
リンゴのはちみつ煮&ゴルゴンゾーラバーガー

# 119 海賊島ハンバーガー [長野・佐久平]



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2012.6.6 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:51 | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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