2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
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1年半ぶり2度目の訪問……などと始めると、まるでコチラのブログのような書き出しだが、ふと思い出して久しぶりに訪ねてみた東京・町田のJami Jami(ジャミジャミ)。驚いたのは、その1年半の間になんと店舗が3店に急拡大！ 本店に当たるJamming Diningを入れて計4店の破竹の勢い！
町田「仲見世商店街」の只中。カウンターに7人座れば満席のハンバーガースタンド。バーガー類11品。サンド5品。
店が増えたに留まらず、広大な店舗面積を誇る若葉台店(東京都稲城市若葉台)でバンズを焼いて全店に供給しているというから、むしろそれの方が大きな変化である。現在の町田店店長・責任者は荒川さん。ジャミジャミ生みの親"アイコ"さんから引き継ぎ、絶賛活躍中。
店名を冠した名代(なだい)のジャミジャミバーガー￥880。ハラペーニョ、ベーコン、アボカド、チーズはチェダーとモッツァレラの2種類。
パティはオージービーフ100％。120g。前回の印象と変わらず、赤身の多い挽肉をしっかりと焼き固めた感じで、ところどころに「コリッ」と好い歯応えのする部分あり。焼き加減は強め。見ているとかなりな長時間フタをして蒸らし焼いている。
自家製バンズは天辺まばらに白ゴマ。「くしゅっ」とした潰れ方が食欲をそそる。カリカリ、サクサク、裏の焼き方が巧い。ハラペーニョの辛さとパティの下に位置するオリジナルドレッシングの印象が大。擂り潰したニンニクが入っており、この印象が強い。オニオンは以前はグリルド。今はダイスに刻んでドレッシングとともに。このオニオンの食感がまたコリコリとしていて心地好い。
アボカドはネットリと効いているが、べろーんと伸び出たベーコンは、そのビジュアルのほかはもうひとつ存在感に欠ける。チーズも弱い。チーズの味をはっきり利かせようと思ったら、かなり細やかな調整が必要なのではないかと思う。チーズの味わいと言うのは想像以上に繊細で微細なものなのだ。
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肉をしっかりと焼いて、味がしっかりと付いた、しっかりとした食べ口のバーガー。にぎやかな味わいの中に肉の存在が埋もれず、ハンバーガーとしての醍醐味を堅持し、誇示している。
毎度の感想だが、私はここまで味を付けなくても良いと思っている。このパティなら肉の味わいだけで十分おいしく食べることが出来ると思う。多少味を引いても何ら問題は無い。だが一般的には、これぐらいの味が必要とされているということだろう。なので味付けについては"一般的な味付け"。とにかくパティの作りが良い。
次回は最もシンプルなハンバーガーを食べてみたい。580円という値段で提供する努力は、絢爛豪華に積み重ねる努力に百倍すると確信する。
― shop data ―
●町田店
所在地: 東京都町田市原町田4-5-18 仲見世商店街内
JR横浜線 町田駅歩5分 地図
URL: http://www.jamming-d.com/
TEL: 042-722-0526
オープン: 2009年3月23日
営業時間: 11:30〜24:00
定休日: なし(要確認)
