2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
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好い季節になって来た。いま時分の気候のまま一生続かないかな、などと思うこともしばしば。ハンバーガーを食べるにしても、ちょっと足を延ばしてみたくなる陽気である。
横浜は金沢文庫(かなざわぶんこ)のJAFFE JOFFER(ジャッフェジョッファ)。毎度言うように、乗ってしまえば京急は早い！ 横浜から2駅16分で文庫までの移動が可能である。コノ店へ向かうため国道へ出ると現れるのがこの光景↓。実物の方がはるかにドギツい。これを思えばJAFFE JOFFERのテナントビルのデザインとの調和のみごとさである。記事末に画像を載せておく。
悩み抜いた末、本日はアボカドサルサバーガー￥1,050に。季節が好くなって、以前から気になっていた店に「ちょっと出かけてみようか」と思うご近所さんもいるかも知れないと考え、その辺りを意識してのチョイス。
パティはオージーに国産黒毛和牛をミックスした120g。前回「ワンダフルチーズバーガー」を食べた折とは全く違うコンディションで、噛めば「とろっ」と溶け出すような、驚くくらい口どけの良い肉である。
「脂が多い」とか「ドッ○フードのようにふにゃふにゃ」なのでなく、肉そのものが口の中で「じゅっ」と無くなるような、「FATZ'S」辺りとは対照的な肉質。こういう食感をアメリカ人が好むかどうかは分からぬが、日本人として「肉！」を堪能出来る、醍醐味を感じることの出来る、「今日はおいしいもの食べたね」と納得の出来るおいしさだろう。赤身肉の味とニオイも確かにしてくる。是非この品質を維持していただきたく――。
その「とろけるパティ」とクリーミーなアボカドがみごとな調和。肉にコクあり、アボカドにもコクあり、さらにバンズにもコク味があって、全編コクだらけのかなり濃厚なバーガーだが、行き過ぎになる手前で、サルサがその濃厚さを適度に流してくれている。
バンズは自家製。見た目のボリューム感にやや欠けるのだが、言うべきことはそのくらい。歯切れが好くて食べやすいバンズである。底に敷いたレタスがパリパリと常に乾いた音を立てて、すばらしくも憎いアクセント。
これでバンズがもう少しタテに膨らめば、視覚的にもかなり高度なハンバーガーが出来上がるだろう。店長辻倉さんの"意外な"(笑)手先の器用さ、積みの美しさはご覧の通り。アボカドの切り方も美しい。「手の細かさ」というのは努力だけではどうにもならない部分もあるのである――。
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ハンバーガーと聞いてガサッと大雑把な食べ物ばかりを想像したら間違いである。そんなのも確かにあるが、そうでないのもアメリカにだってある。その"そうでない"バーガーに出会える意外な店がコノ店。駅前の飲み屋街から離れ、国道端にポツッとある店の"意外さ"を楽しんで欲しい一店である。
→ # JAFFE JOFFER [横浜・金沢文庫] のワンダフルチーズバーガー
# JAFFE JOFFER [横浜・金沢文庫] のベーコンハニーマスタードバーガー
# 257 JAFFE JOFFER [横浜・金沢文庫]
― shop data ―
所在地: 神奈川県横浜市金沢区谷津町36 MAHALOPLACE 1F
京急電鉄 金沢文庫駅歩4分 地図
TEL: 045-352-8595
オープン: 2010年1月20日
* 営業時間 *
火〜土: 11:30〜15:00(14:30LO), 17:00〜22:00(21:30LO)
日・祝: 12:00〜20:00(19:30LO)
定休日: 月曜日(要確認)
2012.5.16 Y.M
