2012年05月07日

【二ッ目!】 gem's burger [吉祥寺] のジェムズバーガー




 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

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 風薫る五月、武蔵野市の天然記念物成蹊学園のケヤキ並木もすっかり青く繁って参りました――。そんな次第で初夏の東京・吉祥寺(きちじょうじ)gem's burger(ジェムズバーガー)より、原点に立ち返ってジェムズバーガー\1,100。




 大きなテラスがある店。これからの季節がまさにベストシーズンだろう。奥にも庭があり、つつじが花盛り。


 ハンバーガー類は全11種。店名を冠したジェムズバーガー\1,100はチーズも乗らなければソースもかからない、最もプレーンでシンプルな一品。

 パティは170g、豪州産。ブロック肉を店で挽き成形している。脂は少な目。富士山の溶岩石を敷き詰めたガス火のグリルで遠赤効果を駆使しながら焼き上げるパティは、パティと言うよりほとんどステーキ。立ち込めるニオイ、かぶり付いたときの歯応え、口中に醸される味わい……ひと言「肉!」の主張がみごとに一本立ったバーガーだ。

 この日は少し噛み応えがある、咀嚼に力の要る硬めな肉質だった。ちょっと「コリコリ」が強いか。そのせいか普段より焼き色もやや濃いような気もした。じんわりと、しかしクドからず舌に纏わりつくような肉汁の感覚。コゲの苦味も適度。ちなみにコゲ目が十字でなく一本線なのには論理的なワケあり。それについてはまたいずれ(笑)。


 バンズは近所のパン屋と言うかパティスリーの作。やや重たいウェットな生地のパンを作る店だが、そうした店のカラーも留めつつ、バンズの質は1年前と比べはるかに向上している。

 バンズ裏側の焼きが秀逸――これは店の調理の功。トルティーヤマシンのホットプレートを使った「シャクシャク」と細かく割れるような焼き加減で、食感に軽快なアクセントをもたらしている。生地に生クリームの利いたマイルドな甘味。口に含んだ後に感じるもっちりとした生地の弾力が秀逸。主張逞しい肉の存在感を全身で受け止めるような、どっしりとした構えのバンズだ。

 通常はレッドオニオンだが、この時期は黄タマネギの新タマネギを使用。その分辛味は弱い。トマトの酸味が味わいに豊かに色を添える。あとは玉レタス、クラウン(上バンズ)に塗ったタルタルソース。ケチャップとマスタードは卓上のみならず、そもそも店に置いていない。

 漂うはコゲの香り、かぶり付けば食欲そそる肉の味。後味は意外や繊細。淡いグラデーションを口中に残す。

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 知らない人も居るようなので――コノ店のBGMは全て私が選曲しています。開店当初は2,222曲。現在は5,739曲。24時間再生で14日分の曲量。ですが現在実稼動しているのは2,909曲。季節によりかかる曲・かからない曲を細かく切り換えています。ラジオや有線放送ではかからないような曲多数。出力は例のマーシャルのギターアンプ

 ところで成蹊大学広告研究会発行の学内誌『LINKer』限定ランチクーポンでスペシャルメニューケバブサンドがなんと\500!トルコ人店主ジェムさん、これまでトルコ色を前面に出したメニューは敢えて控えていましたが、ココに来てお馴染みの肉料理ケバブをピタパンに挟んだ特別メニューがついに登場。コレ一食で満腹になるボリュームあり。肉はビーフとチキンの2種類。『LINKer』持参の人のみ5月末まで――とのことなので成蹊大生、急げ。




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# 263 gem's burger [吉祥寺]


― shop data ―
所在地: 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-26-16 ライオンズマンション吉祥寺1F
      JR・京王 吉祥寺駅歩15分 地図
TEL: 0422-36-5022
URL: http://www.gemsburger.com/
オープン: 2011年4月4日(プレオープン: 2011年3月3日)
営業時間: 11:00〜23:00
定休日: 水曜日(要確認)

2012.5.7 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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