2012年04月25日

【二ッ目!】 Locofee [大森町] のロコ パイナップルチーズバーガー




 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

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 間を空けずに再登場、京急線・大森町(おおもりまち)のLocofee(ロコフィー)。そう遠くない将来、必ずや大森町の名物となることでありましょう。この日はロコ パイナップルチーズバーガー¥1,000。ポテト付。ランチはさらにドリンクが付いて同じ値段。以下述べるボリュームを考えると、これは安い!



 なにしろ野菜のボリュームが半端ない。レタス40g、トマト3枚、そしてパイナップルも2枚!何とも「ベジフル」(←今造った造語です)なバーガーだ。真正面から見るとハンバーガーと言うより半分にカットして食べるサンドイッチの趣。ドーンと横幅の広いメガトン級の迫力。持ったときの感触がゴツい。


 レタスが面白い。立てた前歯が重ねたレタスの層を次々と突き破ってゆく、まるで空手の瓦割りのような食感が楽しめる。主役は明確にパイナップル。粗挽きコショウでガツッと決めていないおかげで、パインの甘味が消されずによく活きている。かかるBBQソースでさらに増幅。やっぱりパインは甘くないと!

 チェダー+モッツァレラ+ナチュラル、3種を使うチーズは後味をマイルドに、なめらかに変化させる。バンズが「モチる」のがややマイナス。もう少し考えたものを使えば、もっと面白いハンバーガーになると思う。

 肉の存在も少し物足りないが、しかしこれは総合力で食べ切らせるバーガーである。「肉」料理と言うより、もう少し総合的な食べ物。敢えて味を濃く強くしていない点に良さがある。ひとつの味(ソースや調味料)で決め切ってしまうと表情がソレしか無い、表情の乏しい食べ物になってしまうように思う。ハンバーガーが「ソース焼きそば」になる必要は無い。


 生ビール(スーパードライ)\550もよいが、変わったところで「蒲田麦酒 小夏」¥700などいかが? 製造は新潟麦酒。映画『蒲田行進曲』にちなんだビールなのだが、その割りにオフィシャルな紹介サイトが無く、ココぐらいしか見つけられなかった。

 「銀四郎」「ヤス」「小夏」主演3人のキャラにそれぞれちなんだ3種類のビールがあって、店主吟味の末、ロコフィに置いているのはそのうちの「小夏」1種類。小夏か……『梅ちゃん先生』とごっちゃになりそう……ってソレは小梅

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 お客さんがイメージして来る以上の感動を与え続けること。それがまた次の来店につながる。だから「これでもか!」とつい大盛りになってしまうのだ――と店主宮川さん。「これでいいや」となってしまいたくはない。いつまでも挑戦し続ける姿勢を持ち続けていたい。そうでないと「面白くない」。

 店内BGMはクールにボサノヴァ。ところで私、実は未だ『蒲田行進曲』を観たことが無いのである。これを機に観ますか。



【スタンプラリー#06】 Locofee [大森町] のカラミティ・ジェーン・バーガー
# 283 Locofee [大森町]


― shop data ―
所在地: 東京都大田区大森西3-25-5 大森西ダイヤモンドマンション1F
      京急電鉄 大森町駅歩0分 地図
TEL: 03-6423-0085
URL: http://ameblo.jp/locofee/
オープン: 2010年12月26日
営業時間: 11:30〜22:00(※月曜日〜15:00)
定休日: 火曜日(要確認)

2012.4.25 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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