2012年04月12日

【二ッ目!】 MARTINIBURGER [神楽坂] のBronx




 2011年3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

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 今度はアメリカ勢、東京・神楽坂MARTINIBURGER(マティーニバーガー)。峰屋の新バンズを使ったNEW YORK BURGER COLLECTION全6品より本日はBronx(ブロンクス)¥1,350。サイドディッシュも6種類。中から季節の新鮮サラダを。一昨日の「Sun2Diner」から「MUNCH'S BURGER SHACK」、そして今日のMARTINIと、これで3日連続峰屋のバンズ。




 MARTINIBURGERだけを見るとクールでオシャレな、今風な印象を受けるが、周辺には古い東京の町並みやローカルな生活圏が残っていて、江戸川橋の方に少し下ると入り口に「子育地蔵尊」を擁した地蔵通りなんて商店街が健在。和の町並みの隣に"New York-style"……その雑居ぶりもまた一興だ。

 さてBronx。メニューには「スパイスの効いたチリとミックスチーズ」とあり、頼んでみたらミックスチーズとはコルビージャックだった。というワケで前日の「MUNCH'S BURGER」に続いて二日続けてのコルビージャック(笑)。

 「コルビーチーズ」と「モントレージャックチーズ」をミックスしたもの。白黄2色のマーブル模様が特徴。見ていると段々惚れ惚れしてくる。見た目のみならず、とろっととろけて香りよく、口に入れたときのミルク感がしっかり。コクが利いておいしい。そして後味の良さ。「チリとチーズのバーガーはベスト!」と店主エリオットさんも推している。


 一方のチリは挽肉だらけ。ふーっとスパイスの芳香――チリというのは、辛さよりこの香りを楽しむべき食べ物ではないかと私は思う。豆はときどきで変わるが、この日はレッドキドニー(赤いんげん)と白いんげん……だからホワイトキドニーか。挽肉の合間に歯に当たる食感がまた愉し。

 チリも挽肉。パティも挽肉。挽肉に挽肉。挽肉を噛み締める感じのバーガーである。途中で少し喉が渇いてくる。だからこのバーガーは野菜を入れて日本人にはちょうどのバランスだろう。挟むとチリと巧く刺激し合って甘味が増す。

 パティは200g。肉は豪州産。日本のパティと違い、厚みがあってふっくらとやわらか。脂分が少ないだけに、焼き過ぎるとパサパサのドライになってしまうのだが、最近の焼き加減はやわらかさを維持していて好い。

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 挽肉に挽肉。食べ口がやわらかなだけに、このバーガーについてはバンズは逆に硬い方が合っているように思う。表皮がパリッとするくらいまで、もっと焼き込んでみてはどうだろう。

 本来刺激の強そうなチリを乗せていながら、コルビージャックの細やかな味わいが消されてしまうことは無かった。案外とバランスの良いバーガーである。日本的なバランスとはまた違うのだけれど。



# MARTINIBURGER [神楽坂] のBrooklyn
# MARTINIBURGER [神楽坂] のTHE MARTINIBURGER with ブルーチーズソース
# MARTINIBURGER [神楽坂] のWest Side
# 265 MARTINIBURGER [神楽坂]


― shop data ―
所在地: 東京都新宿区中里町31
      東京メトロ東西線 神楽坂駅歩5分 地図
TEL: 03-6280-8920
URL: http://www.martini-burger.com/
オープン: 2010年10月15日
営業時間: 11:00〜23:00(22:00LO) ※変わりました
定休日: 月曜日(要確認)

2012.4.12 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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