2011年3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
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先日の「プレミアムバーガーのこれから」からはまたちょっとはずれた話ですが――。
この日は人と会う用事があって東京の真ん中銀座・有楽町界隈、日比谷のガード下にあるTHE BEAT DINER(ザ・ビートダイナー)を会見場に設定。昼時、頼んだのはオニオンソテーのチーズバーガー、サイド&ドリンク付き¥950。
昨年12月5日より販売開始の平日ランチ限定メニュー。パティ120g×バンズ80gの通常サイズの他にパティ80g×バンズ60gもあり、こちらは「プレート」と称してバーガーが小ぶりな分、サイドが充実したセットとなっている。¥850。
さて日比谷・有楽町。おもては記事最下部の写真↓のとおりだが、ちょっとガード下に潜り込めば←こんな感じ。これぞ経済大国日本が誇るガード下文化である。ここより生まれし歴史的商談はそう多くは無いと思うが、エコカー減税真っ盛りな今日もなお、名も無き企業戦士のお父さんたちに「名酒」という名のガソリンを波々と満たし続ける、心の給油所みたいな場所である。
それはさておきオニオンソテーのチーズバーガー。「肉」を立てるという点でなかなか好いアレンジだと思う。
パティは豪州産、16mmの粗挽き肉と細挽き肉を巧みにミックスしたオリジナル。「ゴロゴロ」「ゴリゴリ」と言うよりも、細かな繊維がギュッと詰まったようなしっかりした食べ口。この粗引きの「肉」を引き立たせる食材と言えばやはりオニオンだろう。ソテードオニオンは唯一このバーガーのみ。トッピングメニューにも記載が無い。
かかるソースはバター醤油をベースにしたもので、以前ベッカーズで「Gバーガー」に使用していたものと同じ。ベッカーズとビートダイナー、同一企業内のこうした相互の技術の反映の様子が面白い。
さらにホットドッグに使うようなふわっとソフトなチーズソース。甘味を放つオニオンソテーにコショウをピリッと利かせ、マイルドなチーズソースでまとめる――「SASA」にも通じる一品である。
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甘味の強い「峰屋」製バンズは、中の味がこれだけ強くなって初めてバランスがとれて、その威力を発揮。普段は過剰に感じる甘味もこのバーガーでは邪魔にならず、むしろコショウの辛さの中に適度に感じられて、よく機能していた。他のトッピングてんこ盛りバーガーよりはるかにバーガー的なバーガーである。
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# THE BEAT DINER [日比谷] のハンバーガー
# THE BEAT DINER [日比谷] のザ・ビートバーガー
# 267 THE BEAT DINER [日比谷]
【最新情報】 本日6月24日、日比谷に「THE BEAT DINER」がオープンしました
― shop data ―
所在地: 東京都千代田区有楽町2-1-13
JR有楽町駅 日比谷口より徒歩3分、
東京メトロ日比谷線 日比谷駅A1・A4出口歩1分ほか 地図
TEL: 03-3580-7510
URL: http://www.jefb.co.jp/
オープン: 2009年6月24日
* 営業時間 *
平日、土曜: 11:00〜23:00(LO22:30)
金曜: 11:00〜26:00
日祝: 11:00〜22:00(LO21:30)
定休日: なし(要確認)