2012年03月22日

【二ッ目!】 ベッカーズの粗挽きペッパー&ガーリックバーガー




 2011年3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

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 合間合間のベッカーズ(Becker's)……(笑)。ジェイアール東日本フードビジネスが首都圏24店に展開する"ローカル"ハンバーガーチェーンです。

 だのに晋遊舎『MONOQLO (モノクロ) 2011年8月号』の「ハンバーガーランキング100」企画に「大手9チェーン」のひとつとしてナゼか取り上げられ、ところがソレが縁でその意外なおいしさ、「ハンバーガー」としての正統で正攻法な作りが知れるところとなり、以降一層の注目をして現在に至っている――という次第。

 「ハンバーガーランキング100」では第16位、粗挽きペッパー&ガーリックバーガー単品¥430。

【最新情報】 『MONOQLO 2011年8月号』でハンバーガーランキング100!
特集 ◆ ガーリックバーガー


 このメニューをもってベッカーズが現在販売している粗挽きシリーズ(スペシャル)3種類すべて食べちゃったワケである……淋しいなぁ。つなぎを入れた「スタンダード」バーガーとはやはり全然味が違います。


 実はこのペッパー&ガーリック、2007年12月に登場の"Gバーガー"シリーズ第2弾として「粗挽き200Gバーガー ペッパー&ガーリック」の名で販売されていた過去を持つ。当時のパティのサイズはその名の通り200g。

 現在の粗挽きパティは100g。当時も今も産地はオージー、細挽きと粗挽きを絶妙な配分で合わせる製法により作られている。そこまでゴリゴリのグリグリなパティでなく、目の細かく詰まった繊維質な牛肉を噛み締めるような肉感。

 ビーフとくればガーリック。その永遠不変の組み合わせにこのバーガーは実に忠実にその身を委ねている。レギュラーメニューにガーリックバーガーのある大手バーガーチェーンは、この記事アップの時点で他に無し。

 フライドガーリックの入る位置に偏りがあることには目をつぶるとして、ガーリック部分にヒットしさえすれば、嫌いな人はいないであろうくらい見事なまでのスナック味。粗挽きブラックペッパー&ハニーマスタードと混ざってキュッ! とした辛酸(からず)っぱさで魅了する。ソテードオニオンの甘味により塩辛くまとまらず、味にやさしさを残す。


 自家製バンズはたまに生地の弾きが強過ぎるときがあるのだが、本日は好みの範囲内。食べやすい。白ゴマがまたよい。こんがり焼けていて、プチッと当たった際の香ばしさはなかなか。パティにかかるは和風しょうゆソース。

 キワモノに非ず。強烈過ぎず、ガーリックの香りと余韻を楽しめる程度の余裕のあるところで巧くまとまっている。ま、ビールをゆきたくなりますワナ(笑)。

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 これは完全に生野菜不要。シンプルにそして純粋に「肉とパン」のおいしさを楽しむ――そんなバーガー。最近で言えば「MARTINIBURGER」に通じる。

 「粗挽き」全3種のうち、トマト・レタスを挟んでいるのは「粗挽きベッカーズバーガー」のみである。「スタンダード」含む全バーガー中で見ても、トマト・レタス使用は「粗挽きベッカーズバーガー」のみ。もうちょっと種類があってもよいと思う。

 あと強烈に思ったのは、コノ味でパティ100gじゃ少な過ぎる。味のスケール感に対して実際のサイズが合っていない――つまり、この味付けなら「もっと食べたくなる」と言いたいワケです(笑)。拝啓JEFB様……200g、いや150gパティで構いませんので、また復活させませんか? 期間限定でもOKです。




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# 009 ベッカーズ(初期の拙い記事ですが)

2012.3.22 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:00 | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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