2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
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プレミアムバーガーとファストフードを行ったり来たり……本邦の食に例えるなら「更科」で860円のざるそば食べた帰りに駅のホームで立ち食いそばを啜るようなもんでしょうか。一応どっちも「そば」ではあります。混然とした印象を受けるかも知れませんが、アップの場として現状ココしか持っていないので、しばらくこのまま行かせて下さい――。
今日もマクドナルド。しかもチキンフィレオ¥310。最近チキンづいていることは先刻ご承知のとおり。晋遊舎『MONOQLO (モノクロ) 2011年8月号』の「ハンバーガーランキング100」(何かと重宝しております)で第73位。
ちなみにUSのMcDonald'sにはチキンを使ったサンドイッチが8品も。そのうちグリルドチキンが3品。フライドチキンは「Crispy Chicken」を謳っており、このtextureが日本にもそのまま持ち込まれた感じか。日本の「チキンフィレオ」はUSの"McChicken"に近いように見える。中身はMcChicken Patty, Regular Bun, Mayonnaise Dressing, Lettuce――。
造りとしては、先日の「アイコンチキン」よりもこのチキンフィレオの方が、KFCの「チキンフィレサンド」に極めてよく似た模倣品、コピーといった位置付けに感じられる。いや、決して悪い意味でなく、単純にKFCの商品に「ぶつけてきた」「当ててきた」、対抗馬的な印象。チキンなので対抗"鶏"か(笑)。
なので私はアイコンよりも断然チキンフィレオを支持。甘目のマヨソースで食べさせる辺りもKFCと一緒。マックのチキンフィレオはアイコン同様、レモンの香りを利かせている。
アイコンより断然評価したいのはチキンの素直さ。ミョウな小細工無く、少しパサついた胸肉の"自然な"肉の感じが味わえる。ま、安心感あり。アイコンは作為的なのである。
KFCとの最大の違いはあの独特のスパイスの有無か。その点では元祖KFCに譲らざるを得ないが、衣のクリスプな食感が最後のひと口まで終始活きており、そこにマックならではな特徴が感じられた。ホント最後までカリカリ。
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ゴマ付きバンズを使用。他にゴマ付きを使っている商品は「クォーターパウンダー・チーズ」「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」「ビッグマック」「ベーコンレタスバーガー」ほか計7品。ゴマなしは6品。どう使い分けているのか……(以上'11年3月19日現在)。
お値段マックのチキンフィレオ310円、KFCチキンフィレサンドは380円。70円差。KFCをパワーダウンさせたような印象があるものの、しかし意外や"まとも"な作りであった点を私はちょっと評価したいなと思った次第。いやでも、また次好んで食べるかな? それは無いかな? (笑)
ちなみにマック様、「食機会No.1のマクドナルドのチキン」「チキン商品の食機会のシェア(=お客様がチキンを最も頻繁に食べているレストラン)はNo.1となっております」などと誇っておられますが、そりゃそうでしょ。KFCの店舗数は2011年現在1,157店(計画数)。マクドナルドはその3倍でしょ? そこまで喧伝することでも無いかと。それともアレかな? 「俺たちがちょっと本気出せば、KFCなんてチョロイぜ」みたいなことをおっしゃりたいのかな? おとなの凄みということで。
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2012.3.19 Y.M