2011年11月11日

【二ッ目!】 MARTINIBURGER [神楽坂] のWest Side




 3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

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 先日10日放送のJ-WAVE「Hello World」に登場したもう一店、神楽坂のMARTINIBURGER(マティーニバーガー)。

 コノ店とくれば、番組中でも紹介した名代のTHE MARTINIBURGER¥1,000なのだが、本日は6種類あるNEW YORK BURGER COLLECTIONの中からカリカリベーコン、たまねぎ、バーベキューソースが乗ったWest Side¥1,200。5種類から選べるサイドディッシュはホウレンソウのクリーム煮を。

# いよいよ放送、11月10日(木)夜10時〜J-WAVE「Hello World」



 パティはTHE MARTINIBURGERと同じ200g。初回食べたときよりはいくぶん硬めの焼きに感じられた。径はそれでもなく、代わりに厚みが相当。しかし「ふっくら」ではなく、ドライなミンチ肉がキュッと固まり、口の中でパラパラとほぐれてゆく感じ。


 イングリッシュマフィンで挟むTHE MARTINIBURGERに対し、こちらは通常のバンズを使用。だが一度あのマフィンの味を知ってしまうと、どうも物足りない。無用な甘味の付いた旧態然としたバンズである。世界に誇る日本の製パン技術をもってすれば、もっと良いバンズが作れることだろう。

 自家製バーベキューソースはソテードオニオンと相俟って、かなりな甘め。スモーク系のフレーバーは無し。チリチリとしたスパイスがよく効いている。ベーコンはアチラらしい硬めな焼きだが、カチカチまではゆかず。

 肉の存在感はやはり絶大で、味の強いソースに負けず、全食材を一手に背負ってなお主役を張れる強さを持ってはいるのだが、でも、こういう食べ方はもったいないかな……。THE MARTINIBURGERの、何者にも邪魔されないシンプルで素直なおいしさと比べてしまうと、ソース以下の味付けがどうしても「余計」に思えてしまう。

 中ではピクルスが「パリッ」とやわらかい歯応えを残して秀逸。

§ §

 というワケで現時点では、「Hello World」でご紹介した、イングリッシュマフィンで挟んだシンプルなTHE MARTINIBURGER¥1,000を強く推したい。ソースはベアルネーゼ。

 噂のドライダブルマティーニ¥700も、思わず歯を食いしばるぐらいキリリと度数が効いて美味だが、樽生ブルックリンラガー¥800も爽快なおいしさ。あくまで夜の、お酒の店である。



# 265 MARTINIBURGER [神楽坂]


― shop data ―
所在地: 東京都新宿区中里町31
      東京メトロ東西線 神楽坂駅歩3分 地図
TEL: 03-6280-8920
URL: http://www.martini-burger.com/
オープン: 2010年10月15日
* 営業時間 *
火〜土曜: 11:30〜14:00(LO), 18:00〜21:30(LO)
日曜日: 11:30〜14:00(LO)
定休日: 月曜日(要確認)

2011.11.11 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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