3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
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'07年の12月以来ですから、こちらも実に3年半ぶりの再訪。日本に最初にできたハンバーガーレストラン、広尾のHomework's(ホームワークス)。
震災後は外国人客がめっきり減少、只今お客様大募集中です。特に日本人よ来たれ！
創業1985年。「We Are The World
「ターキーバーガー」がレギュラーメニューから無くなり、110gパティを「Jr.サイズ」、220gパティを「スーパーサイズ」と称。バンズもやわらかいものへと変えました。日々進化。
現在バーガー類15品、ベジバーガー系7品、サンド17品の壮観。17〜19時はハッピーアワー、生ビール＋フレンチフライ￥300実施中。
ホームワークス一筋13年？ 14年？ のシェフ柳沢さんがまた三度の飯より大のアメリカ好き。昨年も同僚西崎さんとともにニューヨークへ渡り、バーガー＆サンド三昧(地獄)の旅を満喫してきましたと。
それで近年ニューヨークでは、さつまいものフレンチフライが人気だそうで、そんなのもいち早く取り入れてます……というのが←の図。さつまいもですから。甘いのですよ、当然。
そんな違いがわかる男たちが作るハンバーガーReg.150g￥1,200。バンズはホワイト(グラハムとの二択)。
やわらかいものに変えたというバンズ……あ、昔のは「フカッとした食感で『ハンバーガー・イン』にも似た牛皮のように柔らかな手触りなのだけれど、噛むとカリカリッと言うよりシャリシャリッという感じのキメ細かな粉砕」と6年前の自分が書いてる(笑)。かなりなヤワヤワだが、モロモロ来ず、ぎりぎりセーフのやわらかさで、歯切れの良さを発揮。水分吸うとヒールがキツイかな。
ガス火できっちり焼き上げたパティはオージービーフ。でもホントはUSが使いたいのだと柳沢シェフ。その辺りの産地の違いを噛みごたえある食感でカバーしている。
見てのとおり厚みを持たせた肉の層に前歯を突き立て、噛み切り、噛み潰す――そうした一連の動作にこそ肉を味わう楽しみがあるワケである。噛み締める悦びとでも言おうか。しかし実にやわらかく、食べやすい。さすがニューヨーク帰り。派手さは無いがじーんわりとしたおいしさ。味付けにムダがない……と思ったら、なんとコショウのみ。え？ 塩は振ってないの？
後半はケチャップ＆マスタードで――これがおいしい！ 元の味がしっかりしていると初めてケチャップ＆マスタードは活きてくる。平板な調味料の味に負けない材料の旨さ。そして野菜のおいしさ。この辺りの吟味がさすがこの老舗らしい。
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「どうだ！ 肉だぞ！ 肉々しいだろ！」というゴリ押しの肉感とは違う、馴染みの良さと食べやすさ。後口のこのスッとした引きの良さ。四半世紀続く理由はまさにそこにある。
それでもシェフ然り、西崎氏然り、まだまだやり切っていないと言うか、やり足りない思いが強くあって、材料にせよ、メニューにせよ、調理法にせよ、新しいものをどんどん取り入れてゆきたいという意欲に満ち満ちた様子でありました。何と言うか……「ギラギラ」してましたね(笑)。創業26年にしてこのなまめかしい輝き！
→ 【スタンプラリー#01】 The Pantry 丸の内店 [有楽町] のカラミティ・ジェーン・バーガー
# Christmas'07 ◆ vol.6 Homework's [広尾] のクランベリーターキーバーガー
# 058 Homework's [広尾]
― shop data ―
●広尾店
所在地: 東京都渋谷区広尾5-1-20 七星舎ビル1F
東京メトロ日比谷線 広尾駅歩3分 地図
TEL: 03-3444-4560
URL: http://www.homeworks-1.com/
オープン: 1985年7月26日
* 営業時間 *
月〜土曜日: 11:00〜21:00
日・祝日: 11:00〜18:00
定休日: 無休(でも要確認)
