記事が溜まりまくっております。新しい店の記事も3つ抱えてまして、処理が追い着かない状況。
なかなか新しい店(未訪の店)のご紹介が進みませず、私自身も非常に心苦しく思っているのですが、されど当ブログは「ハンバーガー日記」的な性質も帯びておりますので(≒続けること自体に意義がある)、日々「どこでどんなハンバーガーを食べたか」という情報も捨て難く、また、その両方の情報(新規の店の紹介と、既出の店で今日は何を食べたか)の両立はさらに難しく……といった「リズムに乗れない」時期がずいぶん長らく続いております(そもそもその「リズム」とやらは回復するものなのかどうか、という根本的問題も)。ともあれ一生懸命情報上げて参りますので、どうかいま暫くお付き合いのほど……。
さて、昨夏友人Yoの翻意に遭って以来の横浜・みなとみらいSizzler(シズラー)――店内ゆったり広いし、長居できるし、いいですよ、シズラー。
曜日と時間帯さえ間違えなければ、実に使い勝手の良い店と言えるでしょう。特に「積もる話がある」ときなどには重宝です。ソフトドリンクはいわゆるドリンクバーなので、つまり初回のオーダーだけで何時間滞在しても飲み物と食べ物が常に確保されている――というこの上なくVIPな状態。
なにしろ「サラダバー」の店ですから。サラダバーと言えばシズラー。友人Yo曰く「まともなサラダバーが食べられるのは、いまどきシズラーぐらいになっちゃったね」とはまさしくその通り。「ビーツ」なんて滅多にお目にすらかかれませんからね。寒玉キャベツ、グリーントマトのピクルスもおいしかったな。
もちろん野菜だけでなくスープ3種類、パン数種類、カレーライスにパスタにタコス、ビバレッジバー、デザートも数種類あります。なので行くたびいつも思うんですが、サラダバーだけの注文で良いんじゃないかと。メインディッシュもどれもおいしいし、もちろん頼んで損など無いですけど、でもシズラーに行ったからには、やはりサラダバーに徹するのが筋ではないか……と思いつつ、でもいつもメインを何か頼んじゃう(笑)。
そんなワケで、今回もずいぶん悩んだ末、結局シズラー トラディショナル バーガー￥2,780。サラダバー込み。ハンバーガーは現在このトラディショナルバーガーと「サンタフェ・アボカド バーガー」￥2,780の2品しかありません。しかもハンバーガーは数あるメインディッシュの中では安い方。
パティは豪州産。以前言っていたような「オイリー」は今回気にならず、繊維を感じる肉質。それより何より、第一印象はバンズの裏のカリッカリ！ オモテはさほどでもなく、裏のみがパリーッ、サクーッと焼き込まれていて、否応無く強烈な印象。そしてコレっぽっちも水分の残らない、ベーコンの焼き加減！ 「干からびた」と言うに近いカラッカラ状態。塩気は強くなく、ほとんどこのカラカラの食感のみの存在意義と言ってよいでしょう。同じくよく焼いたバンズおよびフライドオニオンと和して、歯応えの上での楽しみを十二分に発揮しています。
これら「乾き物」系具材群に対し、トマトが水分補給係。千切りにしたレタスは正直役立たず。
ハンバーガーを食べる合間にサラダバーのサラダを食べると、これが実によく合う！ というのが今回最大の発見でした。野菜の旨味は、おいしさに広がりをもたらしますよね。付いてきたサウザンソースはかけず。お味付けは薄いですが、上述の「食感」を中心に食べ応え十分。ヘヴィ級。
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ちなみにサラダバーのみのお値段￥2,380――つまりこのハンバーガー1個￥400という計算です(笑)。
バイキング(食べ放題)ではなく、あくまで「サラダバー」なので、やはりメインディッシュは何か1品頼んで、それ以外の前菜、スープ、パン／ライス等を各自セルフで――というのが本来の正しいシステムなんでしょう。半年に一度は行きたいお店です。
動く歩道上より
→ # Sizzler のサンタフェ・アボカド バーガー
# Sizzler のシズラー トラディショナル バーガー
# 033 Sizzler
