【二ッ目！】 Bigmamacafe [横浜・北山田] のザ・アメリカンスタンダードバーガー: ハンバーガーストリート　（ブログ版）

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2010年12月09日

【二ッ目！】 Bigmamacafe [横浜・北山田] のザ・アメリカンスタンダードバーガー

　前回、六本木「Hard Rock CAFE」がオープン1983年7月4日、コチラ横浜は北山田Bigmamacafe(ビッグママカフェ)は1998年1月25日。

　その間に、東京・広尾の「Homework's」1985年7月26日、神奈川・本厚木「GUGGENHEIM MAFIA」1986年9月、東京・五反田「7025 Franklin Ave.」1990年9月25日、横浜・本牧「MOON cafe」1992年5月17日、東京・三宿「FUNGO」1995年12月9日、東京・本郷「FIRE HOUSE」が1996年1月16日、東京・代々木の「WeST PArK CaFE」1996年8月――てな具合。偉大なる先人たちに感謝！

　と始めておいて、新メニューザ・アメリカンスタンダードバーガー￥1,175。夜だけ。

　12月7日が初日というから、私の講演会の翌日ですね。ずっとウラで「まかない」的に食べていたメニューが、晴れてオモテにデビューしたような次第。「いろいろ乗っけるのもいいんですけど、これで一回食べてくれませんか」的バーガー。

　トマト、レタスは抜いて「肉」をテーマに、的を絞り込んだバーガーである。

　その最大の主役、パティ――このスペシャルなメニューだけのために、もっと上等な部位を使ったような専用パティを作ろうともしたのだが、試作するたび結局現状の、本来のパティに戻っていったそうである。

　ちなみにコノ店、バンズも自家製、パティもブロック肉から自分トコで挽いている(初めて読む人のために)。『HAMBURGER STREET 創刊号』に詳しく載っているので、お持ちで無い方はぜひお読みいただきたく……と宣伝(笑)。

　トマトとレタスは無し、オニオンはグリルして甘味を出し、その上にスライスしたディルピクルスが几帳面に乗っている。あとは今回「初使用」というマヨネーズが、半ば潤滑油的に少量。以上、狙いは実にシンプル。味付けは塩コショウ中心。

　実に実に久しぶりに、肉を焼くニオイが「イイな」と思えた。もちろん店内の配置上、席までニオイが届かない店も多々あるワケだが、とにかく実に良い焼肉の「芳香」を漂わせてくる。

　本当に逃げも隠れもしないくらい、肉を中心に据えた「ハンバーガー」である。香り良し。強いて言うなら、コレでさらにもうちょい肉の味が「グーッ」と持ち上がってきたならサイコー！言うこと無し！あと肉をメインに考えるなら、バンズの感じも自ずと変わってくるものと思う。その辺、両方自作しているお店は自由自在だ。

§　§

　織茂オーナー曰く、マスタードを加えると味が締まる。ピクルスと合わさると、マクドナルド的なポップな味わいに――決して悪い意味でなく。オニオンは"生"でも一度食べてみたい。

　シンプルに立ち返った意欲作。原点に戻って鍛え上げるほど、鋼のようにより強固なモノが出来上がることは言うまでもない。きっともっとおいしくなる――期待！

　あわせて幹書房刊『THE BURGER MAP 首都圏版』、どうぞよろしく！

『THE BURGER MAP 首都圏版』、著者のサイン入りで販売中！

― shop data ―
所在地: 神奈川県横浜市都筑区北山田2-4-20　ヴァンクレールⅡ 1F
　　　横浜市営地下鉄グリーンライン北山田駅歩2分　地図
TEL: 045-592-3331
URL: http://www.bigmamacafe.com/
オープン: 1998年1月25日
営業時間: 11:30～15:00, 19:00～26:00(LO25:30)
ランチ: 11:30～15:00(LO14:30)
定休日: 月曜日(要確認)

2010.12.9 Y.M

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