【二ッ目！】 GORO'S☆DINER [外苑前] のチーズバーガー: ハンバーガーストリート　（ブログ版）

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2010年11月05日

【二ッ目！】 GORO'S☆DINER [外苑前] のチーズバーガー

　アメリカから帰国後、初めて食べた日本のハンバーガーがこちらでした――。

　東京青山･外苑前、GORO'S☆DINER(ゴローズダイナー)のチーズバーガー\1,150。町田のJamiJamiもチーズを２種類(チェダーとモッツァレラ)使ったチーズバーガーでしたが、こちらもチェダーとゴーダの２種類。ガスバーナーでメルト(溶か)して、風味が香ばしい逸品。

→ # アメリカへ

　以下、「久しぶりに口にする日本のハンバーガー」という観点に立って、主にその感想について並べてゆきます。

　なにしろ本場アメリカで13.5個のバーガーを食べてきた、その"直後"の食事機会ですので、今まで思ってきたこととはまた「別の印象」を抱く筈なのですよ――この１個目に。しかも帰国直後ほど抱く印象、日米のバーガーに思う「違和感」は強い筈。

　そうした意味では、ゴローズさんにはとんだ"災難"でしたが(笑)、極めて重要な役割を担う１個ということで、どうぞ悪しからず、そしてご協力ありがとうございました、ということで……。

　アメリカで食べたハンバーガーについては、あえて詳細に触れないできましたが、この帰国後１個目については、ちょっと言及してみます――。

　まず「料理」だなと思いました。料理です。アメリカで食べたものが「ハンバーガー」だとしたら、コレは「料理」。MLBが「baseball」で、日本は「野球」という感じに近いでしょうか。なのでアメリカ人はひょっとして、日本のハンバーガーを母国の食べ慣れたソレとは、また違った観点で見ている･食べているのではないかな――ということが推測出来ます。

　料理として非常に食べ応えがあります。間違いなくおいしいのですが、後半やや重たく感じました。おいしく感じつつも、でも重たい――。そういう意味では、量の上でも、アメリカ人がコレ１個で十分満足している可能性はあります。

　挟まる野菜の旨さ、チーズの旨さ、そして全体から生まれる味わい――細部まで行き届いた配慮と計算を感じます。ただ、その点で言うと、カレースパイスは多過ぎ(笑)。

　特においしさを「助ける」バンズの力は非常に強く感じられました。バンズは質も役割も、日米で決定的に違います。

　同時に肉の力も決定的に違います。肉はアメリカの方がはるかに力強い。肉を中心に構成されるアメリカのハンバーガーと、全体のバランスで調える日本のハンバーガー。その辺りに大きな違いがあるように思います。「軸」が違います。

§　§

　「アメリカ人はこんなこと思いながら食べてるんだろう」というのに最も近い状態で食べることが出来たかな？と思っている、この日本のバーガー１個目。しかしそれも今回の一度切り味わえる特別な"感覚"でしょう。

　10月中に訪ねたので、店内はハロウィンの飾り付けがされていました。クリスマスやバレンタインデーと違って"差別を生まない"ハロウィン(笑)……そんな考察はいいのか(笑)。やめときます(笑)。

― shop data ―
所在地: 東京都渋谷区神宮前3-41-2　岡本ビル1Ｆ
　　　　東京メトロ銀座線外苑前駅歩5分　地図
TEL: 03-3403-9033
URL: http://gorosdiner.com/
オープン: 2005年4月29日
* 営業時間 *
火～土: 11:30～22:00(21:30LO)
ランチ: 11:30～16:00(平日のみ)
日祝日: 11:30～18:00(17:30LO)
定休日: 月曜日(要確認)

2010.11.5 Y.M

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