# ロコモコ ◆ vol.3 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のASCロコモコ: ハンバーガーストリート　（ブログ版）

2010年07月14日

# ロコモコ ◆ vol.3 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のASCロコモコ

　特集ハンバーガーショップのロコモコ――第3弾！東京・駒沢AS CLASSICS DINER(エーエス・クラシックス・ダイナー)のASCロコモコ￥1,050――この辺から段々ハードな展開に変わってきます(笑)。

　パティはロコモコ専用、ドーンと180g！ソースは自家製グレイビー……と言うか、「グレイビーは自家製」という言い方の方が正しい。こちらローストビーフを自家製(ページ後半に写真が載ってます)しているのだが、一度に4kgほどの牛肉と野菜をオーブンで蒸し焼きにする、その出汁から作っているのが、この「グレイビー」と呼ばれるソースである。

　色の濃いブラウングレイビーで、オーブンで焼く際の"焼きの色"(つまりコゲのことネ)まで加えたソースは、わかりやすく言うと、ま、「焼肉のタレ」ですよ――エバラかモランボンか(笑)。焼肉のタレを炭火焼きのパティに絡ませて、ごはんに乗っけて食べてるワケ。

　野菜を少量混ぜているとは言え、それでも十分ゴリゴリのパティ。しかも炭火で焼いているのでコゲ臭プンプン！上から焼肉のタレがドーン！とかかって、しかも塩コショウがカッカ！激しい！味濃い！辛い！しかも甘い！この甘さはソースでなく、パティの方に持たせているそうで。

　だってハンバーグを炭で焼いてるんだよ？そりゃおいしかろうサ。ASらしい辛甘いテイスト、どギツい味わい。お腹パンパン！いろどりにアボカドとトマトをサイの目に切ったカクテル風サラダと、イタリアンパセリ。

§　§

　話はこれで終わらず――オーナー水上(みなかみ)氏の説を以下。

　水上さんによれば、ハンバーガーとロコモコはちょうどイコールなポジションにある食べ物だと。アメリカ人にとってハンバーガーが特別な食べ物でないのと同様に、ハワイの人にとってもロコモコは決して特別な食べ物ではない。

　だから、例えばハワイへ行って誰かに「おいしいロコモコ食べられる店、知りませんか？」と尋ねたとする。すると「おいしいロコモコ？そんなモンないよ。だってロコモコはロコモコだろ？」とおそらく返ってくるだろうと。

　ロコモコにウマイもマズイもない。ロコモコはロコモコ――ただ、ごはんの上に目玉焼きとハンバーグ乗っけて、肉の出汁にワインとブイヨンとバターをチャチャッと混ぜたソースを、上からビャーッとかけただけ――ただそれだけの食べ物。それがロコモコ。パンの間に焼いた肉挟んだだけ、それがハンバーガー……いいネ！ちょっと好きになってきた、ロコモコ(笑)。

― shop data ―
所在地: 東京都目黒区八雲5-9-22　オリオン駒沢ビル1F
　　　東急田園都市線駒沢大学駅歩15分ほか　地図
TEL: 03-5701-5033
URL: http://asclassics.com/
オープン: 2005年12月17日
営業時間: 9:00～23:00(22:30LO)
定休日: 火曜日(要確認)

2010.7.14 Y.M

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