全国ハンバーガーショップ&ダイナー スタンプラリーvol.1と同時進行――この日はまさに「探求」と言う言葉がふさわしい訪問。
スタンプラリーにあわせてTwitterやってます! 「今日どこ行く」「今どこ居る」「今日はどこのお店が休み」なんて情報がコチラに上がってますので、ご活用下さい。参加34店のショップデータが観られる携帯専用サイトもあります。あわせてご利用下さい。
7月に幹書房から刊行予定のガイド本「THE BURGER MAP 首都圏」の取材でライター新井由己さんと、下北沢frisco(フリスコ)再訪。昨日の記事の鎌倉「good mellows(グッドメローズ)」さんもコノ店の大ファン。
店主・森崎さんにハンバーガーとチーズバーガーの違いを訊くと、「コーヒーをブラックで飲みたい人はハンバーガー、ミルク入れる人ならチーズバーガー」「オレは必ずミルク入れるから、いつもチーズバーガー」――というワケで、ぜひブラックで飲みたい私はハンバーガー¥800。
ちなみに換気扇回し忘れると←こんな感じ。さながら霧のサンフランシスコ(笑)。コレはコレで風情あり。
この日のパティの焼き加減はミディアムぐらいか。中までしっかり焼き込んであり……スイマセン、小うるさい客で(笑)。
むしろ日本の漬け物に近い味のテキサス産ピクルスと、「ウチは絶対さらさない」というオニオンの程良い辛味が一緒になって、このピクルス+オニオンのコンビネーションは、まるで焼いた肉をおいしく食べるために供された「漬け物」といった感じの抜群にして絶妙のポジショニング、アシスト。ヒールに塗ったマスタード+マヨネーズの淡い酸味と苦味も、実に実に程良い。う〜む、各パーツの役どころが絶妙……。
なにしろこのバーガー、塩味だけで食べているようなものである。その塩味加減が恐ろしく適確。ドンピシャですな。炭火の威力ももちろん認めるが、でも最後の最後、このバーガーの得も言われぬおいしさを決定付けているのは、紛れもなく塩のバランスである。そこが狂っていると、おいしいモノもおいしく思えなくなるワケで――なのでやはり「フィニッシュ」の処置と選択が正しいのである。「ピクルスは"締める"役割だね」と森崎さんも言っていたが、まさしくその言葉どおり。あとやはり、マスタードのユルい"効き"が絶対外せない勝因。
― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区北沢2-34-11
小田急・京王 下北沢駅歩5分 地図
TEL: 03-3468-5744
オープン: 2005年8月9日
営業時間: 11:30〜21:00(パティ無くなり次第終了)
定休日: 火曜日(要確認)
このたび福岡でショップを再開することになりました。