先日とある熱心な読者の方から「記事が短くなってさびしくなった」とご意見いただいたのですが、いや、違うんですよ。今まであらゆる情報を全部いっぺんに一度の記事に詰め込んでいたんですが、それを「謎は徐々に探ってゆきましょ」というスタイルに変えた、ということなんですネ。だから何回分かの記事を合わせると、以前のような情報量になるという……頑張ります(笑)。
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銀座と言えばコノ店、Burger 5(バーガーファイブ)。銀座五丁目銀座ファイブの地下1階。駅から濡れずに行ける立地ですね。バーガー9品、中からチーズクラシック1/4LB(パウンド)¥1,100。1/3LBが¥1,200で値段に差なく、お得。
テーブル18席、ガラス張りのグリルを挟んでホールの向こうにカウンター4席。
んでチーズクラシック。チーズは5種類。クラウン(上バンズ)の下にレッドチェダー、パティ、スイートレリッシュ、オニオンは生、トマト、レタス、ヒール(下バンズ)の上にバターかな?
クラウンを外して「開いて」出してくるのだけど、チーズバーガーの場合、視覚的効果は薄いかと。むしろ以下書くとおりバンズが極めて重要な役割を占めているので、きちんとかぶせてその存在を明らかに見せて上げた方が良いと思う。
その天然酵母峰屋バンズがすーごい弾き!噛むのがしんどくなるくらいの強烈な弾力を持っている。その甘い風味で中の具材を絶妙にまとめ上げ、極めて優秀なバランサーとして機能。バンズの味がいちばん立っているバーガー、そしてバンズを中心によくコントロールされたバーガーである。レリッシュの酸味もゆるやかで、味の邪魔をしない。
「体にやさしいメニュー」を目指す向きもあるようなのだが、でもハンバーガーというからには、それにふさわしいインパクトをもう少し出しても良いと思う。塩コショウがもうちょっと立っていても良いかな。逆に付け合わせの自家製ピクルスは酸味が立っていて美味! こんな感じで攻めてくれれば。同じく付け合わせのフレンチフライはシューストとナチュラルカットの2種混合。
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店自体はこの場所で2002年からやっていた。当時はサンドイッチカフェとして。2005年に峰屋のバンズに出会い、ハンバーガーで行こうと――その判断、正解! 2005年の8月8日に「Caffe CONCEPT」としてオープン。3年前に改名。
「パティは1/3LBがメイン」だというのと、あと峰屋のご主人激賞のライ麦バンズをまだ試していないのもあって、もう一回食べてみないとわかんないよね。コノ店の真価は。 (つづく)
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― shop data ―
所在地: 東京都中央区銀座5-1 GINZA5 B1F
東京メトロ 銀座駅歩1分 地図
TEL: 03-5568-3110
オープン: 2005年8月8日
* 営業時間 *
月〜土: 11:00〜22:45(22:00LO)
日祝: 11:00〜21:45(21:00LO)
定休日: 不定休(要確認)