大型連休特集――明日も休みだ！ 心置きなく食べられるガーリックバーガー。
さて、ニンニクと言えばスタミナ補給の代表的な存在ですが、ニオイのもとである硫化アリルには強力な殺菌作用があり、風邪などのウイルス予防に効力を発揮するということで、昨今の「フェーズ5」な状況にはまさにタイムリーではないでしょうか。
ビタミンB1が多く、また、硫化アリル中のアリシンと結びついて出来る「アリチアミン」がB1の吸収を促進して、疲労をやわらげる効果や動脈硬化の予防など、効果的に働きます。収穫時期は5月下旬から7月の間。もうしばらくすると「新ニンニク」が食べられるワケです。
参考：草土出版『花図鑑 野菜＋果物』、小学館『野菜のソムリエ』ほか
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続きましては東京・水道橋、I-kousya(アイコウシャ)のガーリックバーガーL￥1,260。こちらはホイル焼きしたニンニクをマリネした、ペーストと呼ぶに近い使い方――栗きんとんではありません。
コクとかマイルドという言葉が当てはまるでしょうか。表層的な効きではない、「奥底」の部分でニンニクが持つ旨味のみが発揮される、粘りの強いガーリック味です。
一緒に漬け込んだローズマリーは香り付けのみならず、ニンニクオンリーの単調さを解消し、さらにはある種の上品ささえもニンニクに添えています。正直その辺のパスタ屋さんではお目に掛かることの出来ないような、上品なガーリック使いが楽しめます。
面白いモノでこんなマッタリ味が来ると、各食材のマッタリした部分がミョウに強調されて感じられるもので、バンズもマッタリ、よく冷えた生野菜すらもマッタリ。「尖らない」ニンニクの魅力が味わえるバーガーでもあります。バーンと弾けるパワーをクッと閉じこめたような逸品。
但し作者本人の弁によれば、想定より「やさし過ぎ」。もう少し「油じょっぱさ」で勝負したかったそうなのですが、その辺り今後の課題として、路線の移行も有り得るとのこと。目指すは「ねぎタン塩系」――。
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で、重要なお知らせ。
アイコウシャさん、定休日も加えて、3日から10日までお休みです。本日2日は営業。今日を逃したら、このガーリックバーガーが食べられる次の営業日は11日の月曜日です。皆さま例によって空振りナシでお願いします……。
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# 029 I-Kousya [水道橋]
― shop data ―
所在地: 東京都千代田区三崎町1-4-8
JR水道橋駅歩5分 地図
TEL: 03-3291-4102
オープン: 2003年4月22日
* 営業時間 *
月〜金: 11:30〜15:00(LO14:30), 17:00〜21:30(LO21:00)
土曜日: 11:30〜18:00(LO17:30)
定休日: 日曜・祝日(※要確認)
