昨年6月、再上陸の熱狂以来ご無沙汰の、バーガーキング。
動向は常に気になっていたのだが、その後どうした訳か、汐留・お台場・有楽町・六本木等々、都内人気スポットへの出店は皆無(その辺り「ウェンディーズ」と似ている)。大井町、巣鴨、神田、秋葉原(しかも昭和通りに面す)、西武新宿(歌舞伎町)、船橋(千葉)、越谷(埼玉)――と、何ともコメントのし辛い、ビミョーな狙い目ばかりに現段階では終始している。「芸能の10」とか「スポーツの10」ばっかり延々めくってる感じかな……ってわかる? 私の幼少期にやってた番組なんですけどネ。
そこへもってさらに輪を掛けるように、神奈川の県央・本厚木(神奈川県厚木市)に、今月11月20日にオープンしたばかりの本厚木ミロード店にて(旧ロッテリア跡地)、日本独自メニューとして話題を呼ぶテリヤキワッパー¥450(昨年再上陸時¥390)。
パティは4オンス=約113gと、オンス換算。琵琶湖の「AMB」さんもオンス。先ごろ鳴り物入りで"オープン"した「クォーターパウンダー」さんは文字通りポンド換算。京都一乗寺の「toms」さんもアイルランドご出身ゆえ、ポンド換算。
テリヤキソースは甘味強めで、マヨネーズ+パティのコゲ味とのブレンドによりイイ感じの旨味を発揮。このコゲ味の利点がある分、バーキンは他店より「テリヤキ向き」であるかも知れない。「FELLOWS」以来の効果的かつ積極的なコゲ味の活用。ピクルスのミョウにプツプツした歯応えがアクセントに。野菜陣はテリヤキの下でおとなしめ。
直径13pのアメリカンサイズバンズは、中の具材をきっちり受けとめている点、水分で崩壊しない点、そして何より、口の中でモサらずに、比較的円滑に飲み込むことのできる点で、見た目以上の貢献と健闘。先日のモスの恐ろしく人工的な外見を思えば、ある種アメリカらしい「大味さ」を醸すこのバーキンのバンズの方が、はるかに温もりと親しみが感じられよう――多少の陥没は、ま、ご愛敬ということで。しかしモスは何でアレで良しとしたんだろう? ひとえにコゲ(=直火焼き)を最大の武器とする店である。
【追記】 >店長、レシートの所在地、「本厚木市」になってますので(笑)
→ 【最新情報】 6月8日、新宿に「バーガーキング」がオープンしました
特集 ◆ テリヤキバーガー
― shop data ―
●本厚木ミロード店
所在地: 神奈川県厚木市泉町1-1 小田急本厚木ミロード1 中央館122号
小田急電鉄小田原線 本厚木駅歩0分 地図
TEL: 046-230-3228
URL: http://www.burgerkingjapan.co.jp/
オープン: 2008年11月20日
営業時間: 7:00〜22:00
定休日: 無休(要確認)