2008年01月30日

# ファストフード ◆ モスバーガーのハンバーガー




特集 ◆ ファストフード

第一週


ファストフード 【fast food】

ファーストフード 、ファストフード(英語(米語): fast food(ファストフード))とは、短時間で作れる、あるいは、短時間で食べられる手軽な食品・食事である。

日本における日本語では「ファーストフード」と表記・発音することが多いが、英語原音「fast」をカタカナ表記する際の通例に従えば、「ファストフード」となる。日本マスコミでは「ファストフード」が統一表記として用いられている(後略) ……って、こっからが本題なんですけどネ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 

§ §


 続いてモス。店舗数1,427('07年12月末現在)、売上高480億1,343万5,000円('07年3月期)。1972年3月12日に板橋区は成増(なります)に1号店オープン。


 2階へ上がる階段の途中には、モスバーガーの歴史を辿る貴重な写真の数々が飾ってあって、さながらタイムトンネルのような趣きである。特に創業者・櫻田慧(さくらだ さとし)氏の写る創業当時の1号店の写真からは、何とも言えぬ温かみが伝わってきて、今や堂々日本の外食企業上位10社に名を連ねるこの一大チェーンも、こんな屋台同然のスタートだったのだなぁ――と、そのたった1枚の写真を見た瞬間から、私にとってのモスは他のチェーンのどこよりも手の届く、あるいは顔の見える身近な存在になったのである。まさに写真の力は偉大……と言うのもあるが、ユニフォーム着て現場に身を置く創業者の姿を見せられたら、やっぱり心動くよねぇ。



 モスバーガー\220。トレードマークであるミートソースとトマト、それにマヨネーズが加わらず、その代わりをケチャップが務めている。例によってカゴに斜めに入っての登場。


 まずバンズだが、オモテ皮の張った、ミョウな弾力のある生地の感じは、どうにも要らざる細工のように思えて好みではない。「無意味な自己主張」とでも言えようか。また、わかりやすい甘味が付いているのも印象よろしからず。ただパサついたりモサついたりしない点で、マックとは大きく質が違う。

 パティにはやはり合挽き臭があり、これも気になる。こうなると良くも悪くも牛クサさを消し去ったマックのパティの意義も理解できるので、ま、クサイもクサクナイも一長一短といったところか。オニオンは控え目、ケチャップはやや多目である。あとアメリカンマスタード――この辺は障りはない。以上のような多少の難はあるものの、最後まで温度をよく保ち、おいしくいただくことができた。しかしモスバーガー\300というおいしい看板メニューがある以上、それを差し置いてまで頼むものでもないだろうが。

 さらに言えば、バンズの工夫といい、全体に日本人が考え出した味付けという印象が強く、マックのソレとはどこか漂う雰囲気が違っているようにも感じられた。わかりやすく言うと、モスのバーガーからは「情が通じる」と言うか「話せばわかる」的な融通をまだ多少は感じるのだが、マックのバーガーには、何モノをも寄せ付けぬようなピシャッとした透徹さが……って全然わかりやすくないか。

 飾ってあった写真に倣い、ほぼ同じアングルで撮ってみた。「モスライスバーガー」と見えるので、おそらく1987年ごろのものだろう。マックも同位置。プロミスも同位置――世の中けっこう変わらないものである。商店街のアーケードは無くなったわけでなく、画角の「上」にある。



左:1987年当時、右:2008年現在


 他店が競って繁華街の一等地に1号店を出したのに対し、モスはハナからその独自の理論を鮮明に打ち出して、ここ成増への出店。しかし何でまた「成増」だったのだろう――その辺はなにしろモスフードサービス本社に聞いてみないことには判らない。ともあれ何ともロコなムード漂う1号店である――モスファン、詣でるべし


― shop data ―
●成増店
所在地: 東京都板橋区成増2-15-10
      東武鉄道東上線 成増駅歩1分 地図
TEL: 03-3975-1582
オープン: 1972年3月12日
営業時間: 6:00〜26:00
      ※年末年始など時期により変更の場合あり
定休日: 無休(一応確認)

2008.1.30 Y.M

モスバーガー 成増店ハンバーガー / 成増駅地下鉄成増駅
昼総合点★★★★ 4.0

posted by ハンバーガーストリート at 22:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁーーーハンバーガー食べたいぃーーー
Posted by ファンバーガーキッド at 2008年02月06日 19:03
ファンバーガーキッド 様

コメントありがとうございます。

そうですね、220円出せば、ハンバーガーらしいカタチには近付いて来ますよね。どうぞ何遠慮することなく、バンバン食べて下さい!


ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
Posted by ハンバーガーストリート at 2008年02月10日 01:54
ファストフード記、一気読みをさせていただきました。
たかがファストフード。されど・・なんですねぇ。
「おお。確かに。確かに!」とウナズキながら、
時々「うぅーーむ?」と首を傾げながら、お腹空かせて読みました(笑

私が思うに・・
身近にあるハンバーガー屋である故、
その時その時の思い出なんかがハンバーガーにオーバーラップして、ある種の思い入れや思い込みがその味や印象に影響してる気がします。
客観的に判断できていない私が存在していたんだなーと改めて・・。

ものすごーーく、参考になりました。
今までの固定概念捨て、ちょっとリセットしてまたファストフード食べてみたいと思いました。
って、そこまでカマエルことないですよねー、たかがファストフード(笑

Posted by かときっち。 at 2008年02月12日 13:57
かときっち。様

コメントありがとうございます。

ハンバーガーというのは、作る側にも食べる側にもいろんな意味で「壁」のある食べ物だと思いますので、今回その壁を「叩いてみました」ぐらいの意義が出ればなぁと思い、企画した特集です。

温故知新と言いますか、「ファストフードのハンバーガー」を振り返ることで、それにより昨今の「食事としてのハンバーガー」の立ち位置と言いますか、進むべき方向と言いますか、あらためて見えてくるのではないかと――そういう期待もあります。

調べていて個人的には、緑モスの「ファストカジュアル業態」の定義辺り、非常に面白かったですね。大手だって針の穴に糸を通すような苦労をいまだに続けているわけです。


かときっち。様のブログの方にもお返事しておきますね。ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
Posted by ハンバーガーストリート at 2008年02月13日 12:40
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