2007年10月09日

# 片道切符とハンバーガー ◆ vol.3 旅の算段






◆ 第3回 ◆ 旅の算段


 1日目に岐阜、2日目に大津――ここまでは決定。次にその他の目的地を決める。


●ルートの確定


 経路・費用を考え合わせながらの検討の結果、立ち寄る店・場所は以下のようになった。


◆1日日
 1.8 Cafe hamburger [千種(名古屋)] ……2度目の訪問
 2.Sekky's Diner [岐阜] ……5th ANNIVERSARY LIVE
◆2日目
 3.グルマン ヴィタル 垂井本店 [垂井] ……石窯ベーカリー。峰屋さんつながり
 4.SUN-BURGER [南彦根] ……AUNTY-MEE BURGERさんからのご紹介
 5.AUNTY-MEE BURGER [南滋賀または西大津(大津)] ……宿願の2度目の訪問


 岐阜のセッキーズダイナーのライヴへ行く前に、先月プレミアムパティを食べ損ねた名古屋の 8 Cafe hamburger(エイトカフェ・ハンバーガー)に寄る。大垣の隣、垂井にグルマン ヴィタルという、峰屋さんとも親しいベーカリーがある。ここで2日目の朝食をいただく。


 アンティーミーバーガー(以下「AMB」)の後、そのまま山科に入って……という手も考えたのだが、よに逢坂の関はゆるさじ、京へは行かず、代わりにAMBさんから紹介いただいた彦根の新店に、AMBの前に寄る。







 次にこのルートをなるべく安く周る手段を考える。検討に当っては、"鉄事"に明るいYo(KONEV)氏の全面協力を仰いだ。




●行き方


 本来なら「新横浜→名古屋」「京都→新横浜」を新幹線で済ますところだが、財政難の折、少しでも安くということで、鉄道によるあらゆる「お得な」行き方を考えた――高速バスは苦手である。


 候補は以下――


  1.ふつうに往復
  2.周遊きっぷ
  3.片道乗車券
  4.ぷらっとこだま


「安く」とは言いながら、一方で社会人には「明日」という名の定めもあり、せめて帰りは新幹線で矢の如く……という、その一点は前提として各案に盛り込むものとした。



1.往復乗車券


出発駅から最遠の目的駅までの往復乗車券を買う。「往復」と聞くと割引があるように期待するが、「片道601キロ以上を往復する場合」に初めて適用となり、「横浜−西大津(484.7キロ)」往復では割引なし。単純に片道の2倍の運賃が生じる。有効6日間、途中下車可。なので、岐阜で降りることも一泊することも可能。



2.周遊きっぷ


古来「旅」と言えばコレ。JR各社が設ける「周遊ゾーン」内では、特急・急行含むJR線の乗車が自由(一部バス等も含む)、またそのゾーンまでの往復に利用するJR線も割引となる(通常運賃の2割引)。



今回の場合、


 ・往復(ゆき券・かえり券): 横浜市内−米原
 ・周遊ゾーン: 近江路ゾーン(名古屋を含むゾーンの設定は無い)



有効最長9日間、ゾーン(米原)までの往復における途中下車可。ところが「横浜市内−米原」(営業キロが片道600キロ以下)の距離で、一部でも東海道新幹線を利用すると、2割だった割引率が「0.5割」にグンと下がり、ずいぶんとご利益が薄くなる。



3.片道乗車券


古来名古屋行きの定番。JRの運賃には「賃率」(1キロ当りの運賃)なるものがあって、営業キロが長くなるほど、この賃率は段階的に下がる(安くなる)。


 「横浜−名古屋」(営業キロは東海道線経由で337.2キロ)を往復乗車券で往復した場合、運賃は同キロ数に要する額(5,460円)を2倍した額になるが(10,920円)、これが674.4キロの「長い片道」であれば、その分賃率が下がるのである(9,560円)。


 ただし片道乗車券にするためには「同じ区間を2度乗ることができない」といったルールがある。「横浜−名古屋」間の往復に、行きも帰りも東海道線を使ったのでは、全く同じ区間を2度通ることになり、片道乗車は成立しない。


 つまり同じ駅を2度通過することなく、「横浜発着」かつ「名古屋(ないしはその近辺の駅)折り返し」の大きな一筆書きを描く経路を考える必要がある。有効6日間(↓下表の経路による)、途中下車可。



4.ぷらっとこだま


最も現実的な線は「ぷらっとこだまエコノミープラン」の利用だろう。これは乗車券でなく「旅行商品」。なので必ず指定の列車に乗らなければならないが、こだま号指定席に座って名古屋まで2時間半、1ドリンクも付いて文字通り経済的である。


 それぞれの運賃・料金はこちら――運賃・料金比較表




●旅の楽しみ


 と、較べてはみたものの、正直なところ、わずかの金額差を得るために払う時間と体力を考えれば、「4.ぷらっとこだま」が至極現実的である。しかし3連休中の移動のこと、京都からの帰りの席は全滅。


 安さのみで言えば「3.片道乗車券」の17,400円――しかし往路の行程はかなりキツイ。だが特急に乗っても「1.」とさして変わらぬ額に収まることから、ココはひとつ特急車両満喫とゆきたい。


 しかも往路は中央西線――しょせん孤独の旅路なれど、初めて見る車窓の眺めに、せめてもの「旅の楽しみ」を募らせつ、今回は「片道乗車券」で行くことにした。 【つづく】




2007.10.9 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 18:29| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
精力的に動き回ってますね。すごい!
こちらはと言うと某巨大バーガーチェーンの策略にはまってしまってクーポン持って行ってしまいました(苦笑)
そんなM好きな息子もあの美味しかったハンバーガー屋さん(8cafeのこと)にまた行きたいと言いますよ。
味はおいしいのに某Hセットとかいう子供向けのおもちゃに目がくらむんでしょうね。あのおもちゃ家持って帰ってくると遊ばないんですがね〜(笑)
Posted by けんけん at 2007年10月10日 14:05
けんけん 様

コメントありがとうございます。

精力的でもないんですけど、ホント、名古屋・東海なんて親戚も友人もいない土地だったのに、こんなことが縁でだいぶ知り合いができまして、まぁそうなると、何だかまた行きたくなりますよネ。

「準備」が長くて、なかなか本題に入らない特集ですが、今回むしろ「準備」こそ重要だったもんですから、その辺りを強調した構成になっております。

で、「おもちゃ」ですね。おっかしいなぁ〜。ウェンディーズにも「おもちゃ」はあるんですけどね。どうしてみんなMの方ばかりに目が行くんだろ?まぁそれが世の道理というものですか……と、そんな感想で。

そんな次第で間もなく「旅出発」いたします。よろしくお付き合いのほど。
Posted by ハンバーガーストリート at 2007年10月12日 12:38
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