5月11日(金)〜13日(日)、東京ビッグサイトで開催された「スタイルハウジングEXPO 2007/ガレージングEXPO 2007」に、海賊島ハンバーガーを経営する有限会社菱屋本店(長野県小諸市)が出展。中村茂社長自らトレーラーハウスを使った店舗をアピールしました。
小諸市を拠点に活動する「建築工房87 HANA」「ジオ・パラダイス(建築設計・家具製造)」と共に、「小諸に定住してくれる人を探そう!」との一大任務を帯びての共同出展――ということで見て下さい。2,300万円ですよ! 詳細聞きそびれましたが……。
トレーラーハウスは幅3.3m×長さ10mの約10坪。設置場所さえ確保できればイニシャル、ランニングとも、とにかくコストがかからないのが最大の魅力です。主なメリットは以下のとおり――
・建築確認が要らない
……建物とみなされないので建築申請等の手続きが不要
・税金がかからない
……固定資産税等税金なし。
エンジンもないので重量税はじめ車両にかかる税金もなし
・借地権が発生しない
・移動可能
……エンジンが付いていないので、移動の際は牽引することになります
・下取り可能
……クルマと同じです
・オートローン使用可能
……内外装とも、施工費用をすべてオートローンに組み入れることができます
海賊島ハンバーガーを例に挙げると、内外装費用は合わせて650万円。月々の返済額は68,000円。設置場所となる土地の都合の付く人ならば、相当な低予算・低コストで店舗経営ができることになります。
移動販売車と比べ、イートインスペースを確保できる点や、もちろん電気・水・ガスの供給の面、また、ひと所に「根を張ってやっている」印象を与えるのもメリットのひとつと言えるかも知れません。
土地の狭い都心より郊外、もっと言えば、白樺の林を背にロッジ風ハンバーガーショップ、静かな湖畔の森の陰にボートハウス風ハンバーガーショップ、海を望む高台にペンション風ハンバーガーショップ――なんてイイかも知れません。シーンに合わせ自在にデザインできる店づくりも魅力。合理性・経済性を兼ね備えたトレーラーハウス。店づくりのアイデアと可能性がグンと広がったように感じました。
― お問い合わせ ―
有限会社菱屋本店
トレーラーハウス販売担当 中村
〒384-0025 長野県小諸市相生町1−3−1
TEL: 0267-22-2793